「楽天でおしゃれな天然木のテレビ台を探したい!」
「天然木を使ったテレビ台ってどうなの?」
テレビ台でよく「天然木使用!」みたいな事が書かれているのを見かけますが、天然木ならなんでも良いという訳ではありません。
楽天でいい感じの天然木を使ったテレビ台を探すとともに、天然木とその他の違いやメリット、デメリットについてまとめてみました。
楽天にある天然木のおしゃれなテレビ台
楽天でおしゃれな天然木を使ったテレビ台を探してみました。
(画像クリックで、楽天の商品ページに)
まさに天然木、のテレビ台です。150cm幅です。
北欧っぽい雰囲気のテレビ台です。脚付きで部屋が広く見えます。
これ以上ないシンプルなテレビ台です。コレはウォールナットです。
ウォールナットのテレビ台です。オークやチェリーもあります。
パインの無垢材です。スチール脚がおしゃれです。
ウォールナットのコンパクトなテレビ台です。100cm幅です。
4種類の天然木が使われています。見せる収納です。
シンプルモダンです。180cm幅でおっきいです。
角度が変えられます。ラバーウッド材です。
天然木のテレビ台には少ない白との組み合わせです。とにかくかわいいです。
天然木とは?まずはテレビ台の材質を知ろう!
テレビ台を含む家具の材料は、全てに木が使われていると考えられがちですが、実際には木(の板)以外の素材も使われています。簡単にですが、どんな素材があるかを説明しておきます。
天然木≒無垢≒集成材
いわゆる木の板の事です。
例えば、板の厚みが2㎝あれば、それだけの厚みの板を使っている、という事です。ただし、天板の大きさが120×40㎝だとして、その大きさの板を使っている事はほとんどありません。
120×5㎝の板を8枚つなぎ合わせていたり、あるいは120㎝の方も、40㎝を3枚といった具合に短い、あるいは細い木を接着して大きな板にして使用されています。
これらは一般的に集成材と言われますが、無垢材(むくざい)と呼ばれる事もあります。
(建築の現場などでは本来、無垢材というと、切りっぱなしの木材を削ったりしただけの物を言いますが、家具屋では集成材も中まで木の板という事で無垢材と呼びます)
ココから下の材質に関しては、板の表面に貼っている素材の話になります。
家具を作る板には、集成材(無垢材)以外に、薄い木を張り合わせた合板(ごうばん)や、フラッシュ構造という、木やMDFというボードを使って、まず板の形に枠を組み、そこに表面材を貼って一枚の板のように見せる材質があります。
その時に表面に貼る、目に見える部分の材質の説明です。
突板(つきいた)
木目のきれいな材木などを、薄くスライスして合板などに貼ったもの。中身は合板やフラッシュ構造であるが、表面には天然の木を使用しています。
その意味では、こちらも天然木を使ったテレビ台といえます。
合成樹脂
ポリエステルやオレフィンといった合成樹脂をシートにしたものが、合板などの表面には貼られたもので、白、黒といった1色の物から、木目をプリントした物のまであり、次のプリント紙より、熱や汚れに強いという特徴を持ちます。
合成樹脂化粧合板などと呼ばれます。
プリント紙
表面に木目などを印刷した紙を合板や繊維板(MDF)に貼りつけたもので、最近では、従来よりも(ちょっとだけ?)強い強化紙を利用したものもあります。
これらはプリント紙化粧合板といった呼ばれかたをしています。
天然木が良いのかどうかの前に!
まず「天然木のテレビ台!」と書かれている物についてですが、大前提として、全ての場所に天然木を使っているという訳ではない、という事です。使用されているのはたいていの場合が、その商品の一部です。
多くは天板、引き出しや扉の前板、取手部分、脚などで、側面や底の板、棚板などには天然木が使われていることは、非常に少ないです。
(全てが天然木、という事は無くはないのですが、ごく一部です)
それらをふまえた上で、天然木使用!という場合には、2つのパターンがあります。
- 天板や引き出しの板に集成材を使っている!
- 天板や引き出しの板に突板(天然木化粧合板など)を使っている!
という場合です。天板などの表面に突板を使用している物も、天然木使用!となっています。
ネットや売場で商品の材質などを見て、まずはどこに、どんな天然木を使っているのか?という事を調べるのが、材質を気にする時に、最初に行う作業です。
天然木のテレビ台、そのメリット・デメリット
つまり天然木のテレビ台について見ていくには、集成材(無垢材)か、突板かについてを見ていく必要があるので、それぞれについてのメリット・デメリットをあげてみます。
集成材(無垢材)のメリット
- 丈夫
- 使っていく事で味わいが出る(いい雰囲気になる)
- 重厚感がある
- 傷が付いたときの修理ができる
- 触れた時の質感が、どことなく良い
集成材(無垢材)のデメリット
- 多くの場合つなぎ合わせているので木目が途切れる
- 反ってくる可能性がある
- 値段が高い場合が多い
- 重くなる
突板のメリット
- きれいな木目が途切れない
- 同じ材質なら無垢材より安い軽く作れる
- 反りなどがなく材質が安定している
突板のデメリット
- 仕上げが悪いとはがれてくる場合がある
- 傷に対しての修理が難しい
- 使っていく上での味わいというものは出ない
といったところです。
まあそれぞれ良し悪しがあるって言う事です。
天然木のテレビ台のまとめ
この記事で一番言いたかったのは、ココからで、
「天然木」というフレーズに惑わされるな!
という事。
天然木といっても、全てを木の板で作っている訳じゃありません。
また天然木(無垢材)っていっても、安もんの木を使った物もあり、それならちょっと良い、木目のきれいな突板の物の方がよっぽどマシな場合も。(見た目の部分や、表面の強度面で)
どこにどんな材料を使っているかをしっかり見たうえで、(ネット販売などで、それさえも記入されていないものは論外)他の商品と、材質や価格を比べる事が重要なんです。
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