「コーナーテレビ台って使い勝手はどうなの?」
「コーナーに置くのはダサい?」
「角に斜めに置けるテレビボードでおすすめが知りたい!」
部屋の角、つまりコーナーにテレビを置こうとコーナータイプのテレビ台を探している人は多いんじゃないでしょうか。家具屋で働いてた時もよく聞かれたものです。
しかしテレビボードを斜めに置く場合、良いところばかりじゃなくよくない点もあります。また、「角に置くと部屋が広くなる」と言われることがありますがそうとも限りません!
選ぶ前に注意点や、メリット、デメリットを見ておきましょう。
あと、テレビを角置きしたい人におすすめなのをいくつか選んでみました。
コーナーに置くならこんなテレビ台は?
個人的におすすめのコーナーに置けるタイプのテレビ台です。昔からあるコーナータイプとはちょっと違いますが。
よくできてるなーと思う、角に斜めに置けるテレビ台4点! |
写真右側は、乗せているだけなので、角度を変えてコーナーにも置けます。 逆にいうと、模様替えなどでコーナー以外の場所に置けるのがこのタイプのポイントです。 このテレビボードの良くできた点は、材質に「メラミン樹脂」という傷や汚れ、水気にも強い素材を使っているところ。 同じ価格帯のテレビボードでは、1ランク下の素材を使っているものが多いので、値打ちがあると思います。 色違いで人気の白色もあります。 同様に角度を変えてコーナーに置けます。 画像ではほとんどわかりませんが、このテレビ台の良くできた点というのは、表面に天然の木を使用している点。しかも人気のウォールナット材! この手のテレビ台で、しかもこの価格で天然木を使っているものは少ないので、よくできてるなー、と感心します。
テレビをコーナーに置くためのコンパクトなテレビ台。
部屋のスーペースがなくて置く場所が限られている場合には、なかなかよくできたテレビ台です。 人気の白もあり。
ある程度コンパクトなタイプのコーナーテレビ台。 カラーはブラウン・ナチュラルの2色対応。 高さが51㎝あるので、高さが合えば寝室に置くという選択もできます。 |
コーナーテレビ台を角に置くメリット
まずはコーナーにテレビ台を置くメリットから。
コーナーテレビ台とは
ちなみにコーナーテレビ台には上にもあげてるように色々ありますが、ここで言ってるのは、こんな三角形みたいな形をした昔ながらのタイプについてのメリット、デメリットです↓
(注意!リンクを貼ってるんでクリックすると飛んでいっちゃいます!)
ではまず、コーナーボードのメリットから。
横幅をとらない
コーナーテレビ台を置く場合、テレビは斜めに置くことになります。
例えばテレビの幅が90センチあるとすれば、普通に置くと90㎝以上のテレビ台が必要になります。
ところがコーナーに置くと、90㎝幅のテレビを斜めに置くので、コーナーテレビ台の一辺が75㎝もあれば十分乗ります。
つまり斜めに置ける分、壁面を埋めてしまう幅が少なくて済みます。
さらにコンパクトなコーナータイプを選べば、寝室や子供部屋、一人暮らしのワンルームといった、狭いスペースにテレビ台を置く場合に助かることにも。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/sumica/f301-g1044-100/
部屋を有効に使える
リビングにおけるテレビ台というのは場所を取るものですが、部屋のかどにテレビを設置、それ以外の場所を有効に使えます。
部屋の角というのは、空いてる場合が多いので。その意味では、デッドスペースを効率よく使える、といえます。
ハイタイプでも圧迫感が出にくい
また角に物を置き背の高い家具をまとめると、壁の真ん中にドンと背の高いものを置くよりも、部屋を広く見せる事ができます。
(これは選ぶテレビ台や部屋の状況などにもよりますが)
こんな感じ。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/air-rhizome/air-ar-sftv-cn2/
「部屋の真ん中に置くのと比べると」という事なのでハイタイプなりの圧迫感はもちろんあるんですが、背の高いハイタイプテレビ台を考えてる場合は、コーナーに置くことでスッキリする場合も。
コーナーテレビ台で斜めに置くデメリット
そして気になるコーナータイプならではのデメリットです。
テレビが斜めになる
当たり前ですが、テレビを部屋の角に置くとテレビは斜めを向きます。
テレビというのは液晶の方式に種類があり、モノによっては斜めから見ることで画面の明るさが落ちてしまうタイプも。
基本的にテレビは真っ正面から見る事を前提に作られているだろうし、しょうがないんですが、コーナーに置く事でテレビが見にくくなる、ということです。
コーナータイプのテレビ台の欠点というよりも、テレビを斜めに置くことのデメリットですが。
ダイニングテーブルでは見にくい人も
そしてテレビに向かって、ソファを置いて見るといった使い方の場合はそれほど気になりませんが、ダイニングテーブルの場合、距離が近いと席によっては見るのがしんどくなる人も。
角側の席の人だと、ちょっと振り返る位になるかもしれません。
これ、案外大きなデメリットになりえます。
斜め置きだと奥行きが深くなる
テレビを斜めに向ける事で、正面から見た(壁面を埋めてしまう)幅は狭くなるといいましたが、逆に奥行きは普通のテレビボードよりも深くなります。
薄いのが売りの薄型テレビを斜めに置くのだから当然です。
上にも書いてますが、コーナータイプのテレビ台の一辺は、75㎝前後のものが多いのですが、横幅が75㎝なら、当然奥行きも75㎝です。
一般的な家具やテレビ台の奥行きは45㎝前後なので、他の家具と並べると30㎝ほど出っ張る訳で、それだけの奥行きが普通のテレビボードよりも必要だということです。
逆に場所を取る場合も
つまり幅は狭くなるんですが、奥行きは深くなるんです。
よく言われるように、コーナータイプだからといって必ずしも部屋を広く使えるという訳じゃないんです。
幅が狭くなった方がいい人には適してますが、通路などを考えて奥行きが狭い方がいい人には逆効果になる事も。
テレビスタンドをコーナーに置くという手も
どうしてもコーナーにテレビを置きたい、だけど奥行きも抑えたいというのなら「テレビスタンド」をコーナーに置くという手も。
こんなタイプ↓
斜めに置いた時のテレビの幅の分だけ前にはくるんですが、テレビ台じゃないのでスペースは最小限で済みます。そして見た目もスッキリ。
大型テレビに対応していない
対応していないというよりも、それは無理といった方が正しいかもしれません。
例えば52V型のテレビだと、横幅が120㎝ほどになります。対角線上に120㎝のテレビを置こうとすると、コーナーテレビ台の一辺が85㎝ほどになります。
つまり壁にくっつけた時に、テレビ台が壁から85㎝のところまでくるわけです。
じゃまでしょうがない…。
大型テレビに対応しているものとして、ちょっと奥行きの深いテレビ台でテレビを少し傾ける、という物ならあります。
が、いわゆる三角に近い形のコーナーテレビ台では、寸法の面でほとんど対応してるものはありません。
上にもありますが、この手のタイプならテレビのサイズによっては置けるモノもあるんですが、耐荷重には注意が必要。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/air-rhizome/miy-ar-tv01/
他の場所では変!
コーナーテレビ台は、角に45度の角度で置くために後ろ側がカットされています。
つまり普通の壁面に設置すると前も後ろも斜めにカットされていて、かなりおかしくなります。
角以外に置きにくい、つまり模様替えや引っ越しによって使えなくなってしまう可能性があります。
ダサい
これは全く個人的な意見なんですが、コーナーテレビ台はとにかくダサいと思うんです。
テレビを角、コーナーに置くこと自体ががダサいという事ではありません。普通のテレビ台が部屋の端っこにきて、そこでテレビをちょっと傾けて置く、というのは構わないんです。
ただコーナーテレビ台のデザイン自体がカッコ良いとは思えないんです。
どうしても思えないんです。
あくまで個人的に好きではない、というそれだけの話ですが…。
コーナーボードの選び方のポイント
メリット、デメリットがあるコーナーボードですが、部屋のスペースや置く家具などによってはどうしてもテレビを角にしか置けない場合もあるかもしれません。
そんな場合も含め、コーナータイプのテレビ台を選ぶ時のポイントをまとめてみました。
距離を考える
テレビ台を置くときにインテリアとしての見栄えは大切ですが、「テレビを見るのに問題がないか」というのはより重要です。
上にも書いた様に角に置くことでテレビが見にくくなることもあります。
部屋の状況(例えば近い距離でダイニングテーブルからテレビを見る、など)の場合は、あまりに低いコーナータイプは避けた方がいいかもしれません。
あらかじめ部屋のサイズやテレビ台とみる場所までの距離などをシミュレーションしておきましょう。
通路や動線を考える
コーナーテレビ台は普通のタイプと違って、幅は小さく、奥行きは深くなります。
実際に置いた時に普段の生活の邪魔にならないかを確認しておきましょう。
毎日の事なので、通路が狭くなったりするとストレスに感じます。
テレビ台のサイズ
コーナーテレビボードは大型に対応していないと書きましたが、テレビの大きさをちゃんと考えて選ぶようにしましょう。
メーカーによっては、テレビのインチ数が同じでも幅が変わります。
テレビがテレビ台の幅より大きくはみ出してしまうのは、いくら置けるからといってもブサイクなので。
テレビ台は長いこと使います
テレビ台って、しっかりしたモノを選んだら結構長い期間使えるんですね。
なので転勤なども考えて、コーナーでいいのかをもう一度冷静に考えた方がいい場合も。
角以外に置くと、本当にカッコ悪いので。
回転台を置くという手も
コーナーに置いた時に、ソファに座って見るときとダイニングテーブルから見る場合に角度が変わってしまうことがあります。
そんな時のために、テレビの下に回転台を置いておくと見やすくなります。
コーナーテレビ台のまとめ
メリット
- 横幅はとらない
- 角にまとめて部屋を広く見せる
デメリット
- テレビが見にくい
- 横幅はいいけど奥行きは場所を取る
- 大きなテレビが置けない
- 場所を変えられない
- カッコ悪い(個人的な偏見?)
ということで、角にどうしてもテレビを置かないといけない、という場合以外は、デメリットの方が多く感じ、あえてコーナーに置かなくても、と思うわけです。
どうしてもコーナーに置きたいのなら、伸縮式で直角にも置けるタイプはどうでしょう?
個人的におすすめのテレビ台を集めました。
人気のタイプのテレビ台を、
種類やデザインごとにまとめてみました!
タイプ別のテレビ台の記事については、ココにまとめました。
テレビ台を探すなら見るべきサイト |
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