「テレビ台のガラス扉ってどうなの?」
「天板にガラスがのったテレビ台は危ない?」
「ガラスを使ってるメリットやデメリットは?」
ガラスが使われてるテレビ台は、たくさんあります。
というよりも「ガラスを全く使っていない」という物の方が少ないかもしれませんが、ガラスを使ったテレビボードについて考えてみました。
いいトコもあれば悪いトコもあるので。
テレビ台にガラスを使うメリット
高級感が出る(特にガラス天板)
ガラスを使うことによる1番のメリットは、高級感が出るという事でしょう。
テレビ台といえば木製、というのが一般的ですが、例えば
- 天板の上にガラスをのせる
- 収納部分の棚板にガラスを使う
- 扉の前面がガラスでできている
といった使い方によって一気にゴージャス感がアップします。
扉の取手がガラス(っぽいプラスチックなど)になっているだけでも雰囲気は変わります。ガラスの持つ光沢感やそのイメージによって、印象がゴロッと変化するのでしょう。
テレビに合わせやすい
テレビの材質には、ガラスやプラスチックといった物が多く使われていて、木製が多いテレビ台とは質感の面で合わせにくいところがあります。
それが部分的にでもガラスを使う事によって、テレビとテレビ台の相性を良くする事ができます。
特に天板部分にガラス板を乗せているタイプだと、ガラスの質感プラス木製の質感が合わさって、テレビと他の家具や部屋の建具の両方に馴染みやすくなります。
圧迫感が減る
天板が木だけのモノと天板にガラスが乗ってるタイプで比べると、透明感が出るのでやや圧迫感は減るかもしれません。
特に明るい色の場合。
リモコンが使いやすい
これはテレビ台にデッキ類を収納する場合の話です。
収納部分に扉が無いオーブンタイプなら全く問題ないんですが、板戸の場合(あまり無いですが)では一切リモコンが効きません。また扉が格子状になっているようなタイプでも、角度によっては効きにくいという事が起こります。
それがガラス扉だと、まず問題なくリモコンが使えます。リモコンの光は赤外線になっているので、基本的には光が通れば大丈夫です。
よく黒っぽいダークガラスなどと呼ばれる物もあります。あと曇りガラスみたいなものも。これらも透明な物と比べると光が拡散して反応は悪くなるかもしれませんが、大抵は大丈夫です。
(普通のガラスの裏にシートを貼って黒くしているようなものの場合、光が通らなければ反応しないので、お店などで確認しましょう)
テレビ台にガラスを使うデメリット
割れる可能性がある(気にしながら使う)
当たり前の事なんですが、一番のデメリットとしてはガラスが割れやすい素材だという事でしょう。
木であればちょっと傷付くだけのような衝撃でも、ガラスであれば割れる可能性が出てきます。
よく「強化ガラスを使用!」となっていますが、強化ガラスは割れにくい加工してますが、割れない訳ではありません。普通のガラスより強いというだけで、強い衝撃には割れます。
特に小さな傷が付いていると、それほど強い衝撃じゃなくても、急に粉々に砕ける事もあります。
実際に「テレビ台のガラス扉が急に割れた」、「扉を閉めただけでガラスが割れた」といった経験をした人もいます。
気を使わなければいけない、というデメリット
そしてガラスを使っている場合、実際に割れる、割れないも重要なんですが「割れやすい」、「割れるかもしれない」という事に気を使いながら使う必要もあります。
そこも大きなデメリットでしょう。
(子供がいると特に)
(扉によってはフラップ扉といって、手前にパタンッと開くタイプがありますが、それらもあまり勢いよく開けると危ないので、小さい子供がいる場合などは気を付けましょう。)
見た目がスッキリしない、場合もある
これはデザインによりますが、扉にガラスを使ってる場合の話です。
格子状の扉やダークガラスなどで、デッキ収納部分の中身が隠れていれば、もちろんスッキリします。
ただ透明のガラスの場合、中が見えてゴチャゴチャした印象になる場合もあるということ。
どうせならしっかり隠れるタイプの方がいいと思います。
掃除がめんどう
特に天板がガラスになっている(ガラスを乗せている)場合、
- ホコリ
- 指紋
といった汚れがかなり目立つので、割と頻繁に掃除が必要になります。
気になる人の場合、掃除がかなりめんどうなのでは?と思います。
傷が付きやすい
ガラスは硬い、というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、意外と表面は傷付きやすいです。
もちろんそんなに深い傷は付かないんですが、(付いたら割れるんで)スリ傷のようなものは簡単に入り、そしてガラスの光沢によって傷が分かりやすく、特に黒系のガラスは余計に目立ちます。
ガラスは表面が硬く傷付きにくいと思って使っていると、ガッカリする場合あり。
割れや傷の対策としては「ビニールシートなどを敷く」という方法もありますが、モノ(安物)によっては気泡が入ったりと見た目が悪くなるので注意が必要です。
ガラスのテレビ台のまとめ
ガラスのテレビ台は、最大の欠点である「割れやすい」という点を含め、個人的にはデメリットの方が多い気がします。
が、ガラスにしかないデザインや質感があるのも事実。
好みの問題ですが(それを言っちゃおしまい?)特に天板や棚板がガラスになってるモノは十分に気を付けましょう!
(家具屋さんで働いてたとき、実際に何度かガラスが欠けたり、割れたりといった事もありました。自分で割った経験もあり。)
ちなみに「ガラステーブルをテレビ台として使いたい」みたいな意見を聞くこともあったんですが、やめておきましょう。
そもそもテーブルとテレビ台では構造が違います。テレビのような重さのものを支える作りになっていません。
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