「オフィスチェアの肘掛けって必要?」
「いらないという意見をよく聞くけど、どうなの?」
「アームレストの有無によるメリット・デメリットが知りたい!」
オフィスチェア(パソコンデスクに合わす椅子)を選ぶ時に案外迷うのが、肘掛けはいるのかいらないのか、じゃないでしょうか。
肘掛けが有るか無いかでいくつかのメリット・デメリットがあるのでまとめてみました。
迷ってる人は参考にどうぞ。
そもそも肘掛けとは
そもそも肘掛けとは何のためについているのでしょうか。
「肘掛けって何?」と調べると、「肘を置いて休めるための部分」なんて答えが出てきます。
「休ませるためのパーツ」ということなら、オフィスチェアという働いたり作業のときに使う椅子だとより必要な感じがします。
ところが実際には「いらない」といった意見をよく見かけるのも事実。
なぜならメリットはあるのですがその逆、デメリットもあるため。
そのあたりをまとめてみたので椅子を選ぶ時の参考にしてみてください。
肘掛けのタイプ
そんなデメリットの前に、肘掛けにはどんなタイプがあるのかもまとめておきます。
下にメリット・デメリットをまとめてますが、タイプによっては当てはまらない場合もあるので。
固定タイプ
肘掛けが動かず固定されていて、高さなどの調節ができないタイプ。
体形によっては肘掛けの高さが合わない可能性(低い場合が多い)があるので、注意が必要。
- 価格は安めが多い
- 故障の心配が少ない
- デザインがスッキリ
などの利点があります。
可動タイプ(上下)
肘置きの高さを上下に調節できるタイプ。
体形による肘の高さの違いをカバーできます。
- 自分の肘にフィットした高さに調節可能
というのが一番の利点。
可動タイプ(前後・左右)
肘置きを前後、あるいは左右に可動できるタイプ。
使いやすい(楽な)肘の位置に動かせるので便利です。上下可動と同じく、
- 自分の肘にフィットした場所に調節可能
というのが利点です。
跳ね上げタイプ
肘を跳ね上げる事ができるので、いらないときは肘掛けのないタイプとして使えます。
また角度を調節できるタイプもあるので、それだと使いやすい角度に調節可能。
- 肘置きなしでも使える
- 机に収納しやすい
といった利点が考えられます。
肘掛けが付いているメリット
では肘掛けが付いているとどこがいいのか、についてまとめてみました。
身体への負担を減らす
肘を置くことができると、まず腕の重さを肘掛けにあずけるという利点があります。
腕というのは案外重く(体重の16%を占めるとも)、デスクワークをしていると肩や首への負担が大きいのですが、肘掛けにあずけることで疲労を和らげることができます。
正しい姿勢をキープしやすい
肘掛けがにしっかり肘を置くことで、正しい姿勢をキープするのにも役立ちます。
肘掛けが無いと背骨が曲がってしまったりして疲れてしますところを、正しい(楽な)位置に肘がきて姿勢を無理なく保ってくれます。
(体形に合った位置に肘掛けがくる必要はありますが)
立ったり座ったりが楽
若い時にならないかもしれませんが、年配の方や腰、膝が悪い人にとっては椅子からの立ち上がりがしんどい場合も。
そんな時に肘掛けがあると、手で支えて立ったり座ったりする事ができるのでかなり楽になります。
肩肘がつける
肘掛けがある事で、肩肘をつくことができます。
姿勢としてはあまりよくありませんが、長時間の電話をしたり考え事をしたりする時には適した姿勢といえるかも知れません。
そんな姿勢を取りやすいというのも、肘掛けによるメリットと言えます。
椅子の動きやすさ
あと椅子に座った状態で前後に移動したり、角度を変えたりするときにも肘掛けがある事で楽に動けます。
肘掛けによって身体をしっかり固定できるので、動きやすくなります。
カッコいい?
これは人によりますが、肘掛けがある事で見た目のボリュームが出るので「カッコいい」と感じる人も多いかもしれません。
スッキリした方がいい、という人にとっては逆効果かもしれませんが。
肘掛けが付いているデメリット
そして肘掛けが付いているからこそのデメリット。
スペースをとる
単純に肘掛けがないモノと比較すると、場所を取ります。当たり前ですが。
特にテーブルの下に椅子が入らないと前後にスペースが必要となるので、部屋の中でとても邪魔になる場合も。
実際にどのくらい場所を取るのかを把握しておくことは重要かもしれません。
見た目の圧迫感
肘掛けが付いていると椅子単体のサイズは大きくなるだけでなく、肘部分の高さも出てしまうので見た目の圧迫感も出てしまいます。
肘掛けの大きさや見た目を考えて選ばないと、圧迫感のため部屋が狭く感じてしまうかもしれません。
重い
オフィスチェアの場合、キャスターが付いているモノが多いのでそこまで気にならないかもしれませんが、肘掛けが付いている方が間違いなく重くなります。
掃除などで持ち上げないといけない場合は、その重さが大変に感じる場合も。
立ったり座ったりするのに邪魔になるかも
肘掛けがあると立ち上がりが楽になるのは間違いないのですが、出入りについては邪魔になる場合もあるかもしれません。
肘掛けが無いと少し椅子を引くだけで出入りできるのが、肘掛けのせいで椅子をちゃんと引いて、回転させてからでないと出られないという場合もあるので。
体形に合わない場合も
肘掛けが無いと椅子の幅に対してそれほど気にならないと思いますが、肘掛けのせいで幅が狭いと感じる人もいるかもしれません。
椅子の幅が広いタイプならそこまで感じないかもしれませんが、コンパクトなチェアの場合は特に。
値段が高い
肘掛けの付いた椅子は値段が高くなる傾向があります。
肘掛けの分だけじゃなく作りもしっかりしたモノが多いので、そのぶん価格に反映してしまいがちです。
個人的に思う「肘掛けがいるかいらないか」 まとめ
基本的には、肘掛けが付いている方が椅子としての機能を考えると優れています。それは間違いないかと。
ただし、
- 幅が広くなる
- 高さが出る
といった部分で、
- デスクに入らない
- 場所を取る
といったデメリットがあるのも事実。
そのあたりのデメリットをクリアしたうえで、肘掛けがあるモノを選ぶのがいいんじゃないかと。
「椅子に座って作業する」というオフィスチェアの本来の目的から考えると、肘掛けがある方が絶対いいと思うので。
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