「テレビ台の収納って何を入れるの?」
「どんなテレビボードが収納に向いてる?」
テレビ台はテレビを置くために必要なので、ほとんどの家にある家具じゃないでしょうか。
そんなどこの家にでもあるテレビ台において、収納という機能はとても重要。
テレビ台に何を入れるのか、収納力のあるテレビ台とはどんなものなのか、などについて考えてみました。
テレビ台を何のために買うのか
家具というのはソファやベッドのように体を支えるためのものと、タンスや食器棚のように物を収納するものに大きく分かれます。
ではテレビ台はどちらかというと、「収納を兼ね備えたテレビを置く台」という単なる収納家具とはちょっと違う性質を持っています。
そのためテレビ台を選ぶ時には、まず自分が何を求めてテレビ台を買おうとしているかを、ちょっとだけ考えた方がいいです。
テレビ台を買う理由は2つ!
テレビ台を買う目的は、めちゃくちゃ大きく分けたら次の2つになると思うんです。
- かっこよくテレビを置くための台
- テレビ回りのモノを収納するための台
あまり意識していないと思いますが、収納をメインにしているか、そうでないかが人によって分かれます。
かっこよくテレビを置くための台
テレビ台を買う時にこう考えている人は、
- 部屋をきれいに見せる
- おしゃれに飾る
といった意識が高い人かもしれません。
人それぞれ、かっこいいと感じるトコが違うので一概には言えませんが、そんなテレビ台は収納スペースがない場合も。
テレビ台の高さも、低い方が部屋を広く見せスッキリとするため、その分でも収納力が低くなるといえます。
たくさんの物をすき間なく置いて、かっこいい部屋にしている人もいますが、基本的に部屋をきれいに見せるためには、サイズなどを抑えてある程度は壁面や床に余白を作る事が必要です。
テレビ回りのモノを収納するための台
テレビ台を、リビングのゴチャゴチャしたものを収納するための家具と考えている人は、部屋の機能的な使い方を考えている、という事ができるかもしれません。
そのためサイズも、横幅や高さをできるだけ大きいものにする傾向があります。
テレビ台にできるだけ物を収納したいと考えるなら、見た目や、部屋の圧迫感というのは、少し妥協が必要な場合もあります。
そうしないと、できるだけ物を収納したいという、本来のテレビボードを買うための目的を果たせなくなる事があるので。
全てのテレビボードがそうだとはいいませんが、収納が充実していて、デザイン性に富んでいるテレビ台というのは少ないと思います。
(おしゃれ、かっこいいといったセンスは人それぞれなので何とも言えませんが、個人的には収納を重視するほど、センスが良いものからは離れていく様な気がします)
「テレビ台に何を入れるか」も重要!
収納するための台と考えるからには、何を入れるつもりなのか、どうやってしまうのかをあらかじめ考えておく必要があります。
テレビ台に置くものとしては次のようなものが考えられます。
- DVDプレーヤー
- ゲーム機
- リモコン
- カメラ・ビデオカメラ
- 化粧品
- 爪切り・綿棒
- 薬・バンドエイド
- CD・DVD
- 文房具(ペンやらハサミやらセロテープやら)
- 年賀状・はがき
- 書類・取扱説明書
- 雑誌・本
- 掃除道具(コロコロやらクイックルワイパー的なやつやら)
他にもあるでしょうが、これらについては家庭によってかなり変わってきます。
何が良いという話でもありません。
本が大量にあってリビングに置いておきたい人と、雑誌もほとんど読まない人では置くべきテレビ台も変わってくるので。
何をどうやって入れるかで、引き出しか扉かを決める
ただテレビ台の収納スペースというのは、本当に大切です。
細かなものをたくさん入れるなら、分類できるように引き出し収納の多いものがいいでしょう。
例えばこんな感じ。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/air-rhizome/grt-pool-120av/
100均や無印のカゴ、ケースを買って、上手に整理整頓されたテレビ台をブログにあげてる人もよく見かけます。
逆にデッキ類やゲーム類が多いのなら、扉タイプの収納が多くないと入りません。
入れるモノによって収納方法(引き出しか扉か)が決まってくるので、テレビ台を選ぶ前に少し考えておきたいポイントです。
たくさん収納するためのテレビ台はこんなの
幅が広いテレビ台
当たり前の話ですが、横幅が広ければ広いほど、物は片付けられます。ただし、
- テレビ台の横にすき間がない
- 壁面があまり見えない
- 床の面があまり見えない
などによって、圧迫感が出て、部屋が狭く感じられる事にもつながります。
高さがあるテレビ台
部屋のサイズは決まっているので、横に大きなテレビ台が置けない、という場合は、縦に収納スペースを作りましょう、となります。
つまり高さのあるタイプ。
テレビの両サイドが収納棚になっている様なもので、
- 高さが120~150㎝程度のミドルタイプ
- テレビの上部にも収納スペースがあり、高さが180~200㎝程度のハイタイプ
などかあります。
こんなのとか。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/low-ya/f301-g1038-100/
あとはテレビ台の天板の位置が高くなったタイプ。
こんなの。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/air-rhizome/air-ar-sftv-cn2/
高さが出るため、この場合にもローボードと比べると、圧迫感が出るのはしょうがないところですけど。
引き出しタイプのテレビ台
意外と忘れちゃいけないのが、このタイプ。
テレビ台の収納部分には、引出しになっている場合と、開き扉や引き戸に棚が付いている場合があります。
が、圧倒的に引出しの方が物を収納できるうえに片づけやすく、さらに奥の物も見えるので取り出しやすいです。
収納の事を考えるなら、引出しのタイプを選びましょう。
ただしデッキ類を置く場所は確保。また引出しタイプの方が値段は高くなる場合が多いので、そこが痛いところですが。
(下に引き出しタイプのメリット・デメリットをまとめてます)
オープンタイプでかごを使うという手も
逆に収納を考えない場合は、扉も付いていないオープンタイプのモノが見せて収納できるので、ちゃんと飾るとかっこよくなります。←ホコリはたまります。
こんなタイプ。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/receno/kelt-tv/
そしてオープンタイプで収納をきっちりしたい場合には、かごを使いましょう。
引き出しと同様に分類できるし、量も入れられます。
壁面収納
「家具なんて、収納が全て!物が入らなきゃ、いらん!!」という人は、思いきって壁面収納という手もあります。
壁一面にテレビやその他の収納ができるので、まさに収納し放題です。
そして壁面収納のいいところは、収納がしっかりできる上に、デザイン性にも優れている、という点でしょう。組合せや色にもよりますが、基本的には見た目が壁なので、スッキリします。
(扉を付けない、棚板だけを付ける、といった事をすると、スッキリと見せる配置が難しくなります)
壁面収納のデメリットは、
- 地震対策が必要
- テレビなどの配置が変えられない
- 掃除が大変
といったものがありますが、1番は価格です。(いっつも値段の話ばかりですいません)
組合わせできる家具というのは基本的に高いのですが、さらにサイズがでかいので(壁面すべてだから)、当然高いです。
普通のテレビ台の値段と比べると、桁が違います。
さーらーに、テレビが大型の場合、大型サイズに対応している壁面収納が限られ(あるいは別注になり)、「高っ!」てなると思います。
ただ収納力とスッキリ感を両立できる方法とはいえるでしょう。
引き出しタイプのメリット・デメリットと選ぶときのポイント
個人的にはテレビ台に引き出しは必須と思ってるんですが、メリットだけじゃなくデメリットもいくつかあります。
そんな引き出し付きのテレビ台のメリット・デメリット、あと選ぶときの注意点をまとめました。
引き出し付きのメリット
ホコリが溜まりにくい
オープンタイプなどと比べると、当然ホコリが溜まりにくくなります。
結果として掃除の回数が減ります。
全く溜まらない、という事はないですが、普段あんまり使わないものをずっと収納しておいても、それほど気にする事はありません。
小物を片付けやすい
オープンタイプはもちろん、扉のタイプでも中が棚になっているだけなので、細かいゴチャゴチャしたものを収納しにくくなります。
ところが引き出しタイプだと、小分けにして片付けやすくなります。
隠せる
きれいに見せて収納する、というのであればオープンタイプが適しています。
ただリビングってできるだけスッキリさせたくないですか?
できるだけ目につかないようにしたいなら、やはり引き出しか扉(ガラスではなく板戸のもの)にする必要があります。
奥まで探しやすい
扉やオープンタイプの場合、奥に詰め込んでいくと何を片付けたのか分からなくなります。
ところが引き出しタイプなら、開けると一目で何を収納しているのかが分かります。
整理整頓は間違いなくしやすくなります。
いっぱい物が入る
扉やオープンタイプの棚に収納するのと比べて、引き出しの場合、より多くの量を収納する事ができます。
リビング周りって細かなものがゴチャゴチャあるので、できるだけたくさん入った方が助かりますよね。
引き出し付きのデメリット
壊れるかも
引き出しの場合、物の入れすぎや扱い方によって壊れる可能性があります。
扉のタイプやオープンタイプでは、当然そのような心配がほとんど必要ありません。
背の高いものが入れにくい
引き出しの場合、高さが決まっているので、それ以上の背の高いものを収納する事ができません。
(例えば筆記用具なども立てて片付ける事ができない、とか)
引き出しを選ぶときの注意点
上にも書いたように、引き出しタイプのテレビボードでは、壊れてしまうかもという心配があるかもしれません。
DVDを目一杯入れるという様な使い方をする場合もあるでしょう。
物である以上、絶対に壊れないという事はないんですが、引き出し付きのテレビ台を買う場合には、次のような点に注意しましょう。
底がしっかりしているか
引き出しを見る上で、底板が厚いかどうかは重要です。
ちょっと手で押してみて、やたらとしなる(たわむ)物は注意が必要。
前の板がしっかりしているか
引き出しの前面の板も、壊れやすい(外れやすい)場所です。
しっかりビスなどで固定されているか、を確認するとともに、できれば前の板が2重(引き出しの枠が組まれた後に前板がくっつけられた状態。箱組とも呼ばれます)になっている物を選ぶようにしましょう。
レールがしっかりしているか
最近の引き出しでは多くの場合レールが使われていますが、そのレールも引き出しの重さを支える重要なパーツです。
白い金具にコマが付いてるだけ、といったものではなく、スライドレールと呼ばれる、スチール製(シルバー)のもので、できるだけ太いレールが付いたものにしましょう。
テレビ台の収納のまとめ
個人的な意見です。
収納力+オシャレはなかなか難しい!
お金を出すか、どっちかをちょっと妥協するしかないのかも。
「モノというのは、場所があるだけ増えていくんだよ!」みたいな事を言う、収納上手と呼ばれる人たちへ、
それができれば苦労はしません!
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