「ベッドと布団ってどっちがいいの?」
「畳で寝るのは何がいい?」
「メリットやデメリットはどこ?」
眠りというのは生活の質を向上させる上でとても重要です。なのでドコでどんな風に寝るのかはこだわりたいところ。
ここでは畳で寝るのとベッドで寝るのはどっちがいいのか、メリットやデメリットをまとめてみました。
和室の畳で布団で寝るメリット・デメリット
まずは畳に布団で寝ることの何がいいのか、欠点はどこかについてです。
メリット
イイところです。
畳(い草)でリラックス
畳にはい草が使われていますが、その香りにはリラックス効果があると言われています。
フィトンチッドという森林浴のときに落ち着ける成分と同じ、なんて言われてたり。
他にも消臭・脱臭効果など、寝室の素材としてはこれほどいいものはないんじゃないかと思うような効果があるようです。時間が経っても継続するのかは解りませんが。
空気をきれいにしてくれる
畳には人間の体には良くない、二酸化窒素という物質を吸収してくれる作用があるそうです。
二酸化窒素は、ガス給湯器や暖房機器の室内に排気するタイプなどで発生することがあり、自粛期間でお家時間の増加にともないこの気体も増えているようです。
空気をきれいにしてくれるなら、それに越したことはないですよね。
湿度の調整
畳は呼吸をしていると言われますが、湿度が高いときには湿気を吸い湿度が低すぎると湿気を出す、という作用があります。
部屋を広く使える
和室に布団で寝る場合、毎日布団を上げることになると思うので昼間は部屋が完全に空いて広く使うことができます。
断熱効果
ベッドとの比較では意味がないのですが、フローリングで布団を敷いて寝る場合と比較すると畳の上で寝るほうが夏は涼しく冬は暖かいといわれます。
デメリット
ダメなトコです。
布団の上げ下ろし
布団を上げると場所が空く、と書きましたが、そもそも毎日の布団の上げ下ろしは重労働で、畳に布団で寝る上でのデメリットと言えます。
また上げた布団の収納場所を確保しないといけないので、その点も欠点といっていいんじゃないでしょうか。
ダニやカビの心配
上げ下ろしをしっかりして、こまめに干していればそこまで心配することはないのですが、敷きっぱなしなどが続くとダニやカビの心配というのは出てきます。
これはベッドでもあり得るのですが、畳に布団のほうがマットレスよりも通気性が悪いので、敷きっぱなしの場合は可能性が上がってしまいます。
起き上がりがしんどい
ベッドの場合は、マットレスに座った状態からの立ち上がりになりますが、布団の場合には床から立ち上がることになります。
若いうちは気にならないかもしれませんが、年配になったり膝や腰に不安がある人にとっては、大きなデメリットとなります。
ほこりの心配
ほこりというのは床から20〜30cmくらいのところを漂っているといわれているので、畳に布団で寝ているとまさに顔の高さになり、ほこりを吸いやすくなってしまいます。
畳のメンテナンス
畳はフローリングと比べると、掃除に手間がかかります。また数年単位ではありますが
- 裏返し
- 表替え
- 新調して交換
が必要になります。フローリングでは考える必要がないので、その点もデメリットと言えるでしょう。
洋室にベッドで寝るメリット・デメリット
では次にベッドで寝るとどこがいいのか、またダメなところはどこなのか、についてです。
メリット
イイところについてです。
立ち上がりが楽
床から起きるのと逆で、ベッドからだと一度マットレスの上に座ることで、立ち上がりがとても楽になります。
寝起きというのはボーっとしているし、ちょっと立ちくらみしたりフラッとしたりすることも。マットに座ってワンクッション置くことで、落ち着いて安全に立ち上がることができます。
オーバーに感じるかもしれませんが、年配の人に聞いたら結構このような話を聞きます。
ホコリを避けられる
ベッドだと床からマットレスまでの高さが、30cmは超えてきます。
(ローベッドならそれより低くなりますが)
それだと上に書いたように、ほこりが漂っているあたりを避けることができます。特にほこりが苦手な人には、大きなメリットになるんじゃないでしょうか。
布団を片付けなくていい
もちろんできるだけ布団を干したほうがいいのは間違いないんですが、床に布団で寝るときほど布団を上げる(片付ける)必要はありません。
収納スペースとして
ベッドの場合は、引き出しが付いていたり棚付きのタイプがあったり収納スペースや物を置くことができます。
またマットレスを上げて床板をどけると、引き出しの反対側もモノを置くことも可能。
(床に直接置く感じにはなりますが)
収納スペースとして活用できるのは、メリットの一つと言えるでしょう。
寝心地
これは人によりますが、一般的にはマットレスに寝るほうが寝心地はいいと言えるんじゃないでしょうか。
硬めが好き、という人でも硬めのマットレスがあるし、畳ベッドという手もあるので。
デメリット
残念なところについてです。
ベッドが常にある
布団の場合は面倒ですが、押し入れなどに片付けて場所を空けることができます。
ところがベッドは一度そこに置くとずーっとあるので、部屋の圧迫感は比べ物になりません。高さも出るし。
部屋が狭くなる
そして当然ベッドを置くことで部屋は狭くなります。
シングルでも約2×1メートル。たたみ1畳よりも大きなスペースが埋まってしまうので。
レイアウトが決まってしまう
ベッドはものが大きいので、部屋の中で置く場所がある程度決まってきます。
なのでほぼレイアウトが決まってしまい、模様替えなどがしにくくなります。
掃除が面倒
掃除は間違いなく面倒になります。特にベッドの下。
脚付きはもちろん、脚なしのベタッとしたタイプでもほこりは溜まります。ちょっとだけ床から浮いているので。
そこを掃除するとなると、移動するしかなく大変です。
費用がかかる
- ベッドフレーム
- マットレス
- ベッドパッド
- カバー
など、費用は間違いなくかかります。
布団ならほぼ必要がないものを買うことになるので、当たり前なんですが。
落ちる心配
あとは小さな子供などでちょっと心配なのが、「寝てる間に落ちるかも」という点じゃないでしょうか。子供は寝てる間によく動くので。
布団が落ちないようにするベッドガードなどで対応することできますが、完璧ではありません。
ちなみに洋室にベッドではなく畳にベッドと考えている人もいるかもしれません。そのあたりについての注意点などはこの記事に詳しく書いてあるので、参考にしてみてください。
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