「ビーナスベッドってどうなの?」
「どんなベッドを扱ってる?」
「評判や口コミが知りたい!」
ネットでベッドを販売するお店はいろいろありますが、他とはちょっと違う特徴的なショップとして人気のベッド専門店に「ビーナスベッド」というお店があります。
このビーナスベッドがどんなお店なのか、特徴や評判・口コミと個人的にこのお店に対しての意見をまとめてみました。
ビーナスベッドとは?
ビーナスベッドは、岡山県岡山市に本社を置く日本最大級のベッド専門店。設立が1966年(昭和41年)と、50年以上の歴史を持っています。
岡山県に常時100台以上のベッドを展示したショールームを構えているので、実物を見ることもできます。
よくあるネット通販とは違って、自社で製造しているアイテムから海外などから仕入れて販売している商品もあり、事業内容は多岐にわたっています。
会社情報
運営会社 | ビーナスベッド株式会社 |
住所 | 〒701-0165 岡山県岡山市北区大内田715-3 |
電話番号 | 086-292-5523 0120-231-118 |
事業内容 | ベッド、マットレス、鞄製造 ベッド、マットレス、鞄、家具、寝具の卸販売 ベッド、マットレス、家具、寝具、婦人雑貨のショールーム販売 ベッド、マットレス、家具、寝具、婦人雑貨のインターネット販売 |
ホームページ | https://venusbed.co.jp/ |
オンラインショップ | https://bedroom.co.jp/ |
ビーナスベッドのメリット
そんなビーナスベッドで取り扱っているベッドの特徴や、オンラインショップのメリット・デメリットをまとめてみました。
しっかりした品質のベッド
ビーナスベッドはネットで販売されているベッドのショップとしては珍しく、かなりしっかりした作りの中~高グレードのベッドを中心に扱っています。
ネットで買い物をする場合、「安いモノはいいけど高額になると現物を確認したい」という人が多くなるのでどうしても低価格帯をメインにしているショップが多くなりがち。
ところがビーナスベッドの場合は、なかなか高額のベッドも扱っているのでそこら辺のネットショップでは満足いかない人にもいいんじゃないでしょうか。
もちろん、ただ値段が高いというわけではなく品質や材質も高くなっています。
国産ポケットコイルマットレス
ビーナスベッドの取り扱いマットレスは、
- 国産ポケットコイルマットレス
- シーリー
- サータ
- テンピュール
となっています。
なかでも一番人気の国産ポケットコイルマットレスは自社工場で仕立てられたもので、お客さんの96%が満足と言っているらしいです。
細かいことを書くと、ビーナスベッドの国産ポケットコイルマットレスのコイル(バネ)には一般的によく使われている硬鋼線ではなく、より高品質のピアノ線が使われています。
自分も家具屋さんで販売しているときは、ピアノ線を使ったマットレスをよくおススメしていました。ちょっと価格が
高い場合もありますが、材としての格が違って単純に強度が高く品質が高いので。
海外製のマットレス
マットレスの海外製に関しては、上に書いたように
- シーリー
- サータ
- テンピュール®
の3種類があります。特徴としては、
シーリー
シーリーは米国でトップクラスのメーカーで、ホテルでの実績はもちろん近年の米国シェア№1を獲得しています。
マットレスは「ポスチャーテックコイル」というアメリカの特許を取得したコイルを使っていて、体の軽い部分は柔らかく出っ張った重い部分をしっかり支えてくれる構造になっています。
サータ
サータのマットレスも米国での人気や知名度がトップクラスで、ホテルでのシェア№1の実績をとったこともあるようです。
日本の一流と呼ばれるホテルでも、多くの導入実績が。
マットレスの特徴としてはポケットコイルマットレスで、体に当たる部分によって硬さを調節することで、体への圧力を分散させて快適な寝心地を実現しています。
テンピュール®
もともとNASAによって開発された素材を使ったマットレスやトッパー、枕などを扱っています。
寝ているときの体温に反応し、また身体の凹凸にもフィットすることで圧力を分散できるのが大きな特徴。
今使っているマットレスに敷くだけのトッパーから、折りたたみマットレス、厚みと機能の異なるマットレスなど品ぞろえも充実しています。
ロングサイズあり12cm
身長の高い人で、普通のベッドが短いと感じている人は多いんじゃないでしょうか。
(私にはわからない悩みですが…)
そんな人のためにビーナスベッドでは、通常よりも12センチ長いロングサイズが用意されています。(海外製のマットレスはサイズがまちまちです)
キングサイズあり
ビーナスベッドではキングサイズのベッドも用意されています。
横幅でいうと約180㎝。
(デザインによって違いあり)
1人当たりの横幅は単純に2で割ると90cmとなるので、だいたいセミシングルと呼ばれるサイズの大きさになります。
(セミシングルはメーカーによって違いがありますが、だいたい80~90cm)
1人当たりで考えるとシングルよりも狭いんですが、2人用で比べるとかなりゆったりしています。
寝具類の充実
ビーナスベッドでは、ベッドフレーム、マットレス以外にも
- マットレスカバー(ボックスシーツ)
- ベッドパッド
- 掛布団
- 掛布団カバー
- 枕
- 枕カバー
などの寝具もしっかり揃っています。
ベッドの送料・組み立て・設置無料
ベッドやマットレスに関しては、
- 送料
- 組み立て
- 設置
- 梱包材の回収
が無料となっています。
ネット販売だと、なかには玄関渡しなんてトコもあるので、配送の人がすべてやってくれるのは助かります。
特にベッドは組み立てが面倒なだけでなく、マットレスのサイズが大きいから部屋に入れるだけでも一苦労なので。
3980円以上で送料無料
ベッド以外でも合計金額が3,980円以上となれば、送料が無料となります。
(一部地域によっては別途送料が必要な場合も)
ちなみに上記以下の金額の場合は、500円の送料がかかります。
代金引換可能
支払方法は、
- クレジットカード
- PayPay
- Amazonペイメント
- 代金引換
- 銀行振込
があります。
ネット通販の場合、代金引換(代引き)ができないショップや商品もあります。代金引換なら商品を確認してからの支払いになるし、個人情報も漏洩しにくくなるというメリットも。
ビーナスベッドのデメリット
利用前に気をつけたいポイントやデメリットについてです。
低価格帯は少ない
価格帯に関しては、中~高額帯が多いので、よくあるネット通販やニトリに多い低価格帯のベッド少ないです。
いわゆる安いベッドを探している人にとっては、かなり物足りない構成となっています。
ベッドフレームの種類は少ない
サイトを見てみると取り扱い点数は多いのですが、同じシリーズの
- 色
- デザイン
- 材質
違いも含めてなので、種類としてはそれほど多くありません。
市場の中では低価格帯の商品が大きなボリュームを占めるので、ビーナスベッドの取り扱っている価格帯が高めというのも扱う商品が少ないことに関係してくるかと思いますが。
マットレスの種類が少ない
マットレスに関しても、種類は少ないです。
例えばニトリなどだと、他メーカーのモノ以外でもニトリオリジナルでかなりの種類があります。
もちろん会社としての規模が違うので当然なのですが、ビーナスベッドでは国産ポケットコイルに関して1種類しかないので、選択肢が狭まっている意味でデメリットといえるんじゃないでしょうか。
収納タイプが少ない
デザイン的なことですが、ラインナップの中で引き出し付きなどの収納ができるベッドフレームのタイプがとても少ないです。
「収納命」という人は満足いかないかも。
見れない・試せない
これはビーナスベッドに限ったことではないんですが、やっぱりネットで購入する一番のネックは「現物をみれないこと」じゃないでしょうか。
ビーナスベッドの場合、ショールームはあるけど岡山県という事でいくことができる人はかなり限られます。
あくまで個人的な意見ですが、家具屋で働いていた人間として思うのは家具の中でも、
- マットレス
- ソファ
など体が触れて使うモノは絶対に触って試した方がいい、という事です。
初めてのベッドだったりポケットコイルは初めてという場合は、少なくともポケットコイルがどんなマットレスなのか、硬さや寝心地が自分に合うのかどうかなどを、違うマットレスではあるけども一度近くの家具屋さんで体験しておいた方がいいと思います。
ビーナスベッドの評判・口コミ
ではビーナスベッドの評価はどんな感じなのでしょう。評判や口コミを肯定的なモノ否定的なモノに分けてまとめてみました。
肯定的な口コミ
- デザインがいい
- シンプルな見た目が気に入りました
- 高級感がある
- 丈夫で長く使えそう
- ずっと使っているけど何の問題もない
- 無垢材のフレームの雰囲気がよかった
- フレーム木部のサンプルを送ってくれたのが良かった
- コスパが良さそうなベッド
- 自分で組み立てたけど苦労しなかった
- 組み立てしてくれたのが助かった
- 設置のための時間が短かかった
- 配送の人の手際や対応が良かった
- 急ぎの納品に対応してくれた
- 担当の対応が良かった
- 問題があったけど丁寧な対応をしてもらった
ちょっといい物を探している、という感じの人にはかなり好印象みたいです。
あと配送に関して助かった、という意見も多い印象。ネット通販のなかには搬入・組み立てはお客さんが、というトコもあるので、組み立てまでしてくれるのは助かると思います。
否定的な口コミ
- マットレスがあまり体に合わなかった
- 値段が少々高かった
- キズがあった
- マットレスが汚れていた
- 身に付かないところだったけど傷があった
- 画像と比べるとちょっと色が違った
- 自分で組み立てたが難しかった
- 梱包がしっかりされていなかった
- 配送の人の対応が悪かった
- 配送の時間が遅かった
- ショールームが岡山だけなので現物が見られない
配送やスタッフの対応などに関しての悪い評価がいくつかありました。
ただ正直に言うと、配送員やお店のスタッフに関してはどこで買っても当たりはずれはある程度あります。なので、口コミを気にしすぎたら買い物はできなくなりそうですが。
また商品の傷や汚れに関しての悪い口コミも。
どうしても汚れや傷がつく可能性はあるんですが、交換してくれないようなお店ではないようなので何かあれば面倒がらずに連絡してください。毎日気になりながら使うのはストレスになるので。
そのうち気にならなくなると思える人はいいですが。
「マットレスが合わない」という口コミに関しては、ビーナスベッドの問題ではなく現物を見れない、試せないというネットショッピングの大きなデメリット。それが嫌なら実店舗で購入するしか手はないかと。
ビーナスベッドがおススメなのはこんな人
一応家具屋さんで働いていたので、その時の経験も踏まえてビーナスベッドの評価やおすすめな人、そうでない人に対しての個人的な意見をまとめてみました。
ビーナスベッドがおススメな人
こんな人はビーナスベッドで選ぶと満足するんじゃないでしょうか。
ベッドを選ぶ優先順位が「価格」ではない人
ベッドを選ぼうとしたときに、第一条件が「価格の安さ」ではなく、デザイン・品質・使い勝手などのこだわりがある人にとっては、他のサイトよりも気に入ったモノが見つかるかも。
ネットで探したいけど安物はイヤ
誰でも価格が安いに越したことはないですが、「絶対に品質にはこだわりたい」という人も多いでしょう。ただ実店舗に行ったらいろいろ探せますが、ネット通販だと低価格帯の商品が多くなりがち。
ネットで探したいけど品質重視という人には、おすすめです。
素材にこだわりたい
モノによりますが、ベッドはテーブルなどと比較すると天然木が使われていない場合が多い家具。ただ寝室だからこそ質のいいものを、という声も多く聞かれます。
ビーナスベッドの場合、
- ウォールナット材
- オーク材
- ブラックチェリー材
- アルダー材
- タモ材
など人気の天然の素材をしっかり使ったモノが多くあるので、満足度は高くなるんじゃないでしょうか。
開梱・設置までやって欲しい特に
自分で組み立てたり運び入れるのが苦にならないならいいのですが、実際にベッドの場合はマットレスが大きいのでなかなか大変です。
最近では「マットレスが圧縮した状態で届くので搬入が楽」なんてのもありますが、どうしても品質面で心配な部分もあるので抵抗があり人もいるでしょう。
そんな部分も含めて、ネット通販でもしっかり部屋まで入れてもらって組み立て設置までしてほしい人には助かるサービスとなります。
ビーナスベッドをやめた方がいい人
やめた方がいいとまではいわないけど、ビーナスベッドじゃなくてもいいんじゃないかなぁ、という人についてです。
できるだけ予算を抑えたい
基本的にやや高めのベッド(価値に対してではなく)を扱っているので、少しでも費用を抑えようと考えている人には向いてないんじゃないでしょうか。
簡単な作りのモノを探している
そこまで品質や作りにこだわっていない、という人もいるでしょう。子供部屋で使うので簡易なモノでいいといった場合など。そんな人には向いてないかも。
特にマットレスを重視している
やめた方がいいとまではいわないですが、フレームは二の次でいろんなマットレスを重視していろんなタイプからあ選びたい、という人にはマットレスの種類が少ないこともあってビーナスベッドじゃないところの方がいいんじゃないでしょうか。
ビーナスベッドはどこで買える?
ビーナスベッドのベッドやマットレスを購入できるのは、次のところになります。
▶ 楽天市場
ビーナスベッド おすすめベッドはコレ!
おすすめのベッドフレーム
ウォールナット突板を使った天然木のイイところが出たベッドフレーム。とにかくシンプルなデザインでスッキリしてるのに高級感を感じられる、ビーナスベッドでも人気のタイプです。
▶ このベッドフレームの価格をみてみる!
ブラックチェリーの無垢材を使ったとにかく木目がきれいなベッドフレーム。値段はそれなりにしますが、価格ぶんの価値があります。
▶ このベッドフレームの価格をみてみる!
タモ材の突板を使ったシンプルなデザインのベッドフレーム。掲載時点では一番安いフレームになります。
▶ このベッドフレームの価格をみてみる!
おすすめのマットレス
ビーナスベッドで一番売れ筋のマットレス。
(国産マットレスは一機種だけなので当然ですが)
ピアノ線を使った、他よりも質の高いポケットコイルで強度も高くなっています。
▶ このマットレスの価格をみてみる!
ビーナスベッドについてのひとりごと(まとめです)
一般的にネットで買い物をする場合、現物が見られないので高めの商品は売れにくいという傾向があります。
なので販売するお店の方も、低価格帯をメインとすることが多くなります。売り上げをあげたいので。
ただし当然のことながら質の高いモノを探している人もいるわけで、ビーナスベッドだとそういった人の満足感は高いんじゃないでしょうか。
ちなみに値段が高いからといって、ある程度の価格になると強度面ではそれほど変わりません。例えば20万円のベッドフレームは10万円のベッドフレームより2倍長持ち、なんて事はないかと。
もちろんベッドフレームに関しては、寝心地を左右するわけでもありません。
ただし、価格ぶんの値打ちは間違いなくあると思います。(個人的には)
木目のきれいなウォールナット等の天然木を使ったフレームは、落ち着きと満足感を与えてくれます。あえて誰も見ない寝室だからこそ、そういった家具を選ぶというのは十分ありなんじゃないでしょうか。