「ソファの座面の高さってどのくらいがいいの?」
「高すぎたり低すぎるとどうなる?」
「高さをあげるにはどうしたらいい?」
ソファを探していると部屋に入るかどうか調べるために、横幅や奥行きの長さを測ると思いますが、座面の高さは気にしてますか?
いざ座るときには、座り心地を左右する重要なポイントとなります。
座面の高さは座り心地に直結
ソファというのはダイニングの椅子やパソコンデスクのチェアなどと違って、座る事をメインの目的とした家具。
(ダイニングチェアは食事をするため、パソコンデスクのチェアはパソコンや事務作業をするため、など)
つまり座ることによってくつろげる必要があります。
ゆったりくつろいで座るためには、
- 楽な姿勢がとれるか
- 座ることで逆に疲れないか
が重要になってきます。
そして座り心地を大きく左右するのが、座面の高さなのです。
座面の高さの平均値と最適な高さの目安
いろんなソファのサイズを見ていると、平均値がどのくらいなのかのデータは分かりませんが、1番多く見かけるのは座面の高さが40㎝前後。
よく見かけるだけあって、だいたいこの高さぐらいが平均的には合うんですが、当然人はそれぞれ身長や体型が違います。
本来なら座る人によって、それぞれに最適な高さのソファがあるはずです。
中には身長に対して、最適なソファの座面の高さを出す式もあります。
- 身長×0.25=座面の高さ
(計算で出た数字からさらに1㎝引いたり、他の計算式もあります)
など。
しかし同じ身長の人でも、足の長さが違ったりするので、あくまで目安として考えた方が良いでしょう。
ソファの座面の高さを決めるときには、
- 足の裏がしっかりと床につく
- おしりが座面の後ろに届く
といった事に注意しましょう。
座面が高すぎるときのデメリット
では座面が高すぎると、どうなんでしょう。デメリットを考えてみました。
足が届かない
座面の深さにも関係してくるんですが、座面が高すぎるソファで奥に座ると足が床に届きません。
足が浮いた状態というのはとても疲れるので、ズルズルとおしりが前の方にずれてきます。
そうなると腰が曲がった状態になってしまって、長時間座っていると、とても疲れます。
圧迫感がでる
こっちは背もたれの高さにも関係してきますが、座面が高くなると部屋の中での圧迫感が増してしまい、部屋を狭く見せてしまいがちです。
ソファ自体が大きな家具なので、できるだけ圧迫感は抑えたいところ。
座面が低すぎるときのデメリット
では座面が低い場合はどうなんでしょう。
例えばこんなソファ↓
姿勢が悪くなる
座面が低すぎると、足を投げ出すような姿勢になってしまって正しい姿勢を保つことができません。
また体重を分散させることができず、腰が痛くなるなど長い時間座るのが疲れます。
立ち上がりがしんどい
座面が低いということは、おしりが低い位置から立ち上がる必要があるので、膝や腰が弱い人にとってはしんどい場合も。
座面の高さを決める時の注意点
沈むのを考えておく
ソファはダイニングチェアなどと違い、クッション性がある分、座面が沈みます。
もし自分にピッタリの座面の高さが分かったとしても、実際にはソファによって沈み方が違うので、表示されてる座面の高さだけでは判断が難しくなります。できるなら実際に座ってみて確かめたいところです。
誰に合わすか
一人暮らしならいいんですが、家族でソファを使うとなると誰の身長に合わせるかも問題になります。
ただ個人的には、足が床に付かないのが1番疲れると思うので、身長の低い人(子供じゃなくて)に合わせてあげるのが良いんでは、と感じるんですが。
どちらにしてもしっかりみんなで相談して決めるようにしましょう。
ソファの高さを調整する方法
ソファの高さを上げる
- 脚を付け替える
- 脚を取り付ける
- クッションを使う
- 継ぎ脚を使う
高さを上げる手段としては、こんなところでしょうか。
脚を付け替える
ホームセンターやネットで販売してる、「ソファー用の脚」を購入して付け替えるという方法。
↑探すと、こんな感じでけっこう売られています。
ただし、簡単そうに思えるかもしれませんが意外と難易度は高いです。
その理由は、持っているソファにその脚が合うかどうかがわかりにくいから。
ソファの脚はネジ式になっているモノがほとんどですが、
- ネジの長さ
- ネジの溝のピッチ(距離)
などが違うと取り付けできません。
そのあたりは実際に取り付けてみないとわからない場合が多いので、購入した脚がムダになる可能性も
脚を取り付ける
さらに難易度があがるのが、もともと脚がついていないソファに新たに脚を付けるという方法。
もともと脚がついていないソファの場合、市販の脚をビスで止めることになるんですが、
- 強度がもたない
- 取り付ける場所がない
などの理由から、よっぽど自信がある場合を除いてやめておいた方がいいです。
危ないので。
継ぎ脚を使う
まだ簡単にできそうなのが、この「継ぎ脚を使う」という方法。
脚の下に敷くだけなので、難易度はかなり低くなります。
ただ脚の太さとあまりに合っていないと、ずれてしまったりするので注意が必要。
あと、見た目が悪くなるという欠点も。
クッションを使う
もっとも簡単なのはクッションを置いてしまうという方法。
- 見た目が悪い
- 座り心地が変わってしまう
という欠点はあるんですが、高さが合わないまま使っているよりはいいかもしれません。
ソファの高さを下げる
- 脚を付け替える
- 脚を取り外す
ソファの高さを下げる、低くする場合はこのあたりでしょう。
脚を取り外す
脚を付け替えるのは、上の「高さを上げる」のところに書いたのと同じです。
そしてもう1つが、足を取り外すという方法。
まず確認したいのは、ソファの裏に小さなプラスチック製の高さ1~2㎝くらいの脚がついているかどうか。
脚を取り外した時に、
- 床に傷がつかないため
- ガタガタしないため
といった理由で、あらかじめプラスチック製などの脚がついているモノが多いんですが、中にはないモノも。
もしついていない状態で脚を外して使っていると、上に書いたように傷がついたりがたつきが出たりするので注意しましょう。
脚を切る
かなり力技ですが、もし切れるなら好みの高さにすることが可能。
ただし
- なかにネジが入っていて切れない
- 高さが合わなくなる
といったトコには注意しましょう。
ソファの座面の高さ まとめ
ソファの座面の高さは、座り心地を大きく左右します。
高すぎても低すぎても、くつろぐための椅子が、座ると疲れる椅子になる事も。
(足が付かなかったり、姿勢が悪くなったり)
人それぞれ体型が違うので、この高さが最適!といった決まったサイズはありません。
できれば実際に座ってみることが重要!
個人的によくできてるなーと思う、ソファ! |
リクライニングソファNew Retro(ニューレトロ)ちなみに1人掛けもあります。 詳しい説明は
LAURU(ラウル)↑クリックで商品ページに!スツールや1人掛けもあります。 詳しい説明は
rond(ロンド)色違いもあります。↑ 詳しい説明は
カウチソファ |
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