「テレビ台の掃除ってどうしたらいいの?」
「ほこりの対策はどうしてる?」
テレビ台は家具の中でも、汚れが溜まりやすいもの。ふと気づけばホコリが溜まってたりしませんか?
どんなテレビ台が掃除が楽なのか。そしてテレビ台の基本的な手入れの方法や、裏技的な事を書いてみました。(そんな大した話じゃないですけど…)
掃除しやすいテレビ台とは?
テレビ台のお手入れ方法の前に、そもそも掃除が楽なテレビ台のデザインというのがあります。例えばこんなタイプ。
- 脚付き
- 扉付き
- ロータイプ
- 小さい
など。詳しくみていきます。
脚付き
こんなタイプ
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/receno/wiryn-tv150/
テレビ台に限らず床に置く収納家具というのは、その下側(床のと間)の掃除が大変です。基本的には家具を移動させる必要があるのに、家具はたいてい重たいから。
そんな時に掃除の事を考えると、脚が付いた物の方が圧倒的に楽になります。モップなどの掃除用具なり、自分の手がテレビ台と床の間に入るので。
脚のない家具は床にべたっとくっついているから、ホコリも溜まらないだろう、と考えている人もいますが、家具の底には、床が傷付かないように、そしてピタッと安定するように、そのほとんどの底の部分に、薄いプラスチックや板が四隅に貼られています。
わずかですが床との間にすき間があり、全くホコリが溜まらないという事はないので気を付けましょう。
扉付き
テレビ台の場合、デッキ類などの収納部分に扉が付いているものと、付いてないものがあります。
厳密にいうと扉が付いていても、後ろ側にはコードを通す、あるいは熱を逃がすための穴が空いているものなので、全く密閉されている訳ではありません。
ただ扉の無いタイプ、例えばこんなの
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/receno/kelt-tv/
だと常にオープンなので、当然ホコリは溜まりやすくなり掃除の頻度は増えるかもしれません。
(とこまで気にするかにもよりますが)
ロータイプ
テレビ台は高さによって、テレビを置くだけのローボードとも呼ばれる低いタイプ。
こんなの。(高さ30.5m)
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/air-rhizome/fub-tvboard/
そしてハイタイプといわれる、サイドや上部に棚が付いていて、DVDなど色々な物が収納できるタイプがあります。
こんなの。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/low-ya/f301-g1038-100/
ハイタイプでは上部の収納部分や普段目の届かない場所が増えるため汚れが溜まりやすい分、ロータイプの方が掃除は楽になります。
(ちっちゃいから当たり前ですが)
それでもハイタイプという人はこちらもどうぞ。
「ハイタイプのテレビ台のメリット・デメリットと、いい感じの4台を選んでみました!」
小さい
掃除のときにテレビ台を移動させたい場合もあるんじゃないでしょうか。
そうなるとやっぱり大きいよりは小さい方が軽くて移動も楽になります。ハイタイプで収納ビッシリ、となると簡単には動きません。
そうはいってもテレビのサイズや部屋の収納家具の関係もあって、大きなテレビ台を選ばなければならない人もいるでしょう。
そんな人のために、下の方に移動を楽にする方法もまとめておきました。
ちなみに掃除のしやすさとは別で、テレビを見やすいテレビ台の高さに関しては、
にまとめています。
テレビ台のお手入れ方法
テレビ台の掃除の注意点です。お掃除グッズにも気を付けてください。
普段の手入れ
基本的なお手入れ方法としては、ぞうきんなどによる「から拭き」です。
家具というのは、材料が木製の物が多く、木以外にも木の繊維を圧縮したMDFと呼ばれる素材などが使用されています。また合板の上に木目をプリントした紙を貼っているような材料もあります。
それらは基本的に水や湿気に極端に弱いです。
水は家具の敵!
完全な木でも引き出し内部などの塗装をしていない場所では、水分によってシミになる可能性があります。
プリント紙などは、はがれてくるなど水に弱いことは想像できるでしょうし、MDFという素材もいったん水を含むと膨らんでしまい、元に戻りません。
なので、基本的にはホコリが溜まった、汚れが付いたと気付いたらすぐにから拭きするようにしましょう。
もしどうしても水拭きしたい場合には、できるだけきつく絞って拭いて下さい。洗剤でベチャベチャにしながら掃除するのはやめましょう。
あと家具の掃除でよく言われる事ですが、薬品を染み込ませたような化学ぞうきんの使用もやめましょう。シミや変色、色はげを起こす可能性があります。
掃除グッズに注意
化学ぞうきんもそうなんですが、世の中には色々なお掃除グッズが売られていて、「これで磨くとピカピカ」とか書かれてたりするんですが、これらにも注意が必要。
家具には表面の保護のために塗装をしている部分とそうでない部分があります。また塗装の種類にも色々あります。
それらのお掃除グッズが使っている家具に使用して、本当に大丈夫なのかどうかは、「やってみないと分からない」という部分があるんです。
表面の仕上げがどうなっているか
特に表面がオイル塗装になっていたりなど、自然な風合いを残しているテレビ台だと特に注意が必要で、場合によってはシミや変色などが起こります。
どうしても使う場合には、目立たない場所で1度大丈夫か確認しましょう。
その場合にも気を付けたいのは、同じ家具でも場所によって塗装や仕上げが違います。そのあたりも注意しましょう。
家具を移動する
テレビ台自体ではなく、テレビ台の下のほこりや裏側の配線のほこりなどをきれいにするためには、家具の移動も必要になります。
そのためには、できればテレビ台の設置の前に、裏側にフェルトやカグスベールなど貼っておきましょう。
また「てこの原理で家具を移動する」といったリフターと呼ばれるモノも。これなんかは模様替えの時にも役立ちそうです。
テレビ台のほこり対策
テレビ台の周りって、他の家具よりもやたらほこりが溜まるなぁ、と感じた事はありませんか? それは勘違いではなく、間違いなくテレビ台はほこりが溜まりやすいのです。
その原因は静電気。
テレビ台などは、「テレビのせいで特に静電気が起こりやすく、ほこりが集まってきやすい」のです。
そんなほこりの対策としては
- 柔軟剤を使う
- ほこりが落ち着いてから掃除
- そもそもほこりを出さない
- ほこりの目立たない家具の色を
- ほこりカバーを使う
などがあります。詳しくみていきます。
柔軟剤が使える?
そこでよく対策とされているのが、柔軟剤。
柔軟剤には衣類におこる静電気を抑えるための成分が入っています。
その正体は電気を流す性質がある、あの「陽イオン系の親水基を持つ界面活性剤」。
よく分からない…。
(知りたい人はウィキペディアとかにのってます。陽イオン界面活性剤 / Wikipedia)
つまり「柔軟剤を混ぜた水を布に含ませてよく絞り拭き取ると、ほこりが溜まりにくくなる」という事です。
実際にはやった事がないんですが、「テレビ台 ほこり」とかで検索するといっぱい出てきますし、家具屋さんで働いていた時にも聞いた事があります。
自己責任で
やった事がないのは、塗装や木に対して問題がないのかどうかが分からないから。
色んな記事で書かれてるんで大丈夫なのかもしれませんが、試される方は自己責任で!
(特に自然塗装(オイル仕上げとか)のものに関してはかなり危険な感じがします。シミになったり跡が付いたり。)
もし使ってみるにしても、目立たないトコで一度試してからにしましょう。
自己責任で。
ほこりが落ち着いたタイミングで掃除する
ほこりというのはとても軽く、人の動きなどによる空気の移動によってすぐに舞い上がり、普段は空気中を漂っています。
その状態で掃除をしても、ほこりの多くは部屋に残ってしまいます。
つまり掃除のタイミングはほこりが落ち着いたとき。
例えば朝起きてすぐなど、あまりほこりが舞い上がっていないタイミングを狙って掃除するのも効率的と言えます。
ほこりを出さない
あとはほこり自体を増やさないための対策。といっても完全になくすのは不可能ですが少しでも減らすことはできます。
換気をおこなう
放っておくとたまってしまうほこりを、空気の流れを作って外に出すことができます。
布製のものを減らす
ほこりは布製のものからたくさん出てきます。部屋に出しっぱなしの洋服やカーペット、ラグなど布製の敷物を減らすことができればほこりの量も減らすことができます。
減らすのは無理だとしても、洗濯できるものはこまめに洗濯したり。
空気清浄機を使う
そして文明の利器、空気清浄機を使うという手も。確実にほこりの量を減らせます。
家具の色でほこり対策
ちなみに「濃い色の家具はホコリが目立つ」と言われる事がありますが、溜まりやすいのではなく、目立ちやすいだけ。
明るい色でも同じように溜まるんで、明るい色なら掃除をしなくても良い、という訳ではありません。
が、黒や恋色のテレビ台よりは白やナチュラル系の方が目立たない分、掃除の回数は減らせるかも。
(しつこいですが、同じように溜まってるんですけどね)
ほこりカバーを使う
テレビ台のほこりでいうと、台の上に溜まるほこりだけじゃなくコンセントや延長コードなども気になるんじゃないでしょうか。
そんなときに便利なのがほこりカバー。
- コードボックス
- コードカバー
- ほこりよけ
など、いろんな呼び方がありますが、コードを隠せてほこりの対策にもなります。
なんといっても見栄えがよくなるのがいいです。ごちゃごちゃしなくて。
テレビ台の掃除のまとめ
普段の掃除が楽なのは、
- 脚付き
- 扉付き
- ロータイプ
拭き掃除には注意が必要。
基本はこまめな、から拭き
(それがめんどくさいとか言わない!)
楽をしたけりゃ、普段から
(それができれば、とか言わない!)
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