「チェストってどこを比較したらいいの?」
「安いタンスはどこを見たらいい?」
チェストを探してるなら、できるだけ安い方がいいですよね。でも安いだけで選ぶのはダメです。
チェストのポイントは引き出し。そこを比較するのが大事になってきます。
安いチェストを選ぶときに、チェックしておきたい引き出しのポイントについてみていきます。

チェストの引き出しは底板の厚みが一番のポイント
そもそも値段が安いからには、それなりの理由があります。すごく丈夫でカッコよく、高い材料を使っているのに激安!なんて事はありません。
値段だけで選んで後で後悔するのではなく、チェストが安くなっているポイントを理解した上で、財布と相談した上で選ぶ事が大事なんじゃないかと
そして一番見るべきなのが引き出しです。一番壊れやすいし差が出る部分なので。
底板の厚み
「引き出しが壊れた!」となる原因で1番多いのが、「底が抜けてしまう」というパターン。まず引き出しの底板の厚みがしっかりしていて丈夫かどうかは、大きなチェックポイントです。
簡単なのは厚みを比べること。
引き出しを抜いて後ろから見てみると、だいたいの引き出しで、底板の厚みが分かります。モノによっては、商品に「底板○○ミリ!」なんてPOPが貼られてる場合も。
10mm以上あればなかなかしっかりしてますが、いくら安くても4ミリは欲しいところです。
またチェストで「ベタ底仕様」なんて書かれてるのもありますが、これは底板を取り付けるのに引き出しの底一面にベタッと固定されたもの。
こんなの↓
よくあるのは、引き出しの側面の板に溝を掘ってはめ込んだタイプで、ベタ底のタイプよりも底が抜けやすくなる、といった違いもあります。
こんなの↓
箱の組み方
引き出しをチェックする上で、もう1つチェックしたいのが、「箱組み」かどうかという点。
箱組みとは引き出しの枠を作るときの組み方のことで、まず前、左右、後ろの四方を板で組み立ててから、引き出しの前面にくる板を固定するタイプになります。
こんなの↓
ところが安くて箱組になっていない引き出しというのは、引き出しの前面にくる板を含めた4枚の板で枠を組んだタイプで、どうしても使っていくうちに、前の板が外れやすくなってしまいます。
レールの太さ
さらにもう1つチェックしたいのが、スムーズに開け閉めするために引き出しに付けられたレール。
単純に細いレールだと、重さに耐えられずに曲がったりして、開閉がしずらくなる事も。
よくあるのが白色の細いタイプと、シルバーになった「3段スライドレール」と呼ばれるタイプですが、後者の方が圧倒的に丈夫で、引き出しを最後まで開けられるので、衣類の出し入れにも便利です。
レールに関しては金額1つとってみても、レール1本の価格差は小さくても、引き出しが5段あればレールは10本必要なわけで、それだけの価格がチェストの値段として反映されていきます。
ちなみに全部の引き出しに使わずに、大きな引き出しだけ3段スライドレールというパターンも結構見かけます。
引き出しを抜いてチェック
タンスに服をいっぱい入れて開け閉めしていると、中で引っ掛かった、なんて経験ありませんか?
しっかりしたチェストでは、引き出しを区切るために板(地板といいます)が貼られていて、引き出しからはみ出した衣類が中で引っ掛かることはありません。
引き出しを抜いてみると、凹凸やすき間のない空間になっています。
ところが安いチェストになると 、地板が真ん中までだったり、ひどいものになると引き出しと引き出しを区切っている部分が板ではなく角材だけ、なんてのもあります。
つまり引き出しを全部抜いたら、上段から下の段まで物が落ちてしまう状態。当然はみ出した洋服は、その角材に引っ掛かってしまいます。
見えないところなんですが、その辺りにも価格の違いが現れます。
どんな材質を使っているかもポイント
これは引き出しだけの話ではないんですが、どんな材質を使ってるのかも大事なチェックポイント。
チェストの素材として、「桐無垢材使用!」なんてのを見たことありませんか?
桐といえば高級タンスに使われる材料なんで、良い商品だと思うかもしれませんが、それはちょっと違います。
それらのチェストに使われているのは、中国製のそれほど品質の良くない桐が使われているからです。
まぁ、木材なんて国産のものはほとんどないんでそれでも構わないんですが、桐というのは成長が早く、そのためとても柔らかい材となります。
絶対にやったらダメですが、爪でギュッとするとすぐにへこみます。
(絶対にやったらダメです!本当に簡単に傷が付くので)
つまり傷が付きやすいんです。
成長も早く安いんですが、そんな欠点はあります。
他の材料なら値段は高くなるけど、
- 木目がきれい
- 固くて傷に強い
といった特徴を持つものがあります。
(例えばナラ材やタモ材、アルダー材など)
チェストの比較で気を付けたいポイント まとめ
安いチェストを選ぶ場合、
- 引き出しをバンバン閉めない!
- 衣類をパンパンに詰め込まない!
- 本やら何やら重たいものを入れすぎない!
- 表面の傷に気を付ける!
といった事を少しだけ気づかって使うようにしましょう。
そんなの面倒くさい!
という人は、ちょっと値段を出して、壊れにくいモノ、傷つきにくいモノにした方がいいんじゃないかと。
そこでチェックしたいのが引き出しの作り。長く使うならちょっと予算を増やして、引き出しの作りをしっかり比較して選びましょう。
個人的によくできてるなー、と思うチェスト! |
OCTA (オクタ)↑クリックで商品ページに! 詳しい説明は ARMELLE (アルメル)チェストの上にラックの付いてないタイプもあり! |
収納家具を探すなら見るべきサイト |
本棚やチェストなど収納家具を探すときに、ぜひ見てほしいサイトを集めてみました。 エアリゾーム インテリア↑ エア・リゾーム インテリアがよくできていると思う10個の理由! Re:CENO(リセノ)![]() ナチュラルな棚や収納を探すなら、まずはチェック! 家具350 FLYMEe(フライミー)![]() ↑ |