「壁掛け風のテレビ台ってどうなの?」
「メリットやデメリットはどこ?」
「おすすめのタイプが知りたい!」
テレビスタンドとも呼ばれることの多い壁掛け風のテレビ台が最近人気となっていて、各メーカーからもいろんな種類が発売されています。
ただ今まで普通のテレビ台を使っていた人にとっては、使い勝手が気になるところじゃないでしょうか。
なかにはテレビを壁掛けにしたいけど、壁掛け風のテレビ台が気になっているという人もいるかもしれません。
そんな人のために、壁掛け風テレビ台のメリット・デメリットやおすすめのタイプにはどんなものがあるのか、などについてまとめてみました。
壁掛け風テレビ台の種類
まずは壁掛け風テレビ台にどんな種類があるのか、についてです。
ハイタイプ・ロータイプ
テレビを設置できる高さの違いによって、ハイタイプ・ロータイプに分かれます。
テレビの見やすさを考えると、高さというのはとても重要。
テレビとの距離があってダイニングテーブルに座って見るのであれば、ある程度の高さが必要になるのでハイタイプが最適になるし、距離が近くソファや床に座って見るのであればロータイプじゃないと見ていて疲れてしまいます。
高さ調節ができるタイプ
そんな高さについてですが、ほとんどのタイプである程度の高さ調整はできますが、なかにはロータイプからハイタイプまで高さを調整できるモノも。
角度調整できるタイプ
首振りタイプともいわれますが、左右に角度を調節できるタイプがあります。
部屋の中でテレビを見る場所が変わる場合に便利です。
イーゼルタイプ
まさにイーゼルのようなデザインの、脚が3~4本ついたタイプがあります。スッキリ感は少し減りますが、デザイン性が高まります。
突っ張りタイプ
安定感を考えた天井から突っ張るタイプ。
圧迫感は出てしまいますが安心感が高まるのと、高さを選べる、棚が付いているといったメリットも。
ただし天井の強度を確認する必要があります。
壁寄せ・自立タイプ
脚の形状によって
- 壁寄せタイプ
- 自立タイプ
があります。
壁寄せタイプは、土台が前に出ていて本体を壁にピタっとくっつけるように設置するタイプ。
自立タイプはテレビ台単体でしっかり立つので、壁から離して設置することもできます。
壁掛け風テレビ台のメリット・デメリット
壁掛け風のテレビ台にすることで考えられる、メリットやデメリットをまとめてみました。
メリット
まずは壁掛け風テレビ台のいいところから。
おしゃれ
とにかく、見た目がおしゃれになるというのは大きなメリットかと。
もちろんおしゃれの基準は人それぞれだし、壁掛け風テレビ台の中でも微妙なモノもあります。
ただ全体的に見た目はおしゃれなものが多く感じるし、実際に置いてみたら洗練された感じになるタイプは多いんじゃないでしょうか。
壁に穴を開けない
テレビを壁掛けにしたい人はけっこういると思いますが、一番のネックが壁に穴を開ける事かもしれません。
壁掛け風テレビ台はそのネックを解決するためのモノといってもいいくらいで、立てかけるだけで壁掛けっぽくなり、もちろん壁に穴を開ける必要も無い、という大きなメリットがあります。
スッキリ
テレビ台というとそれなりの横幅があり奥行も40cmくらいはある箱状のモノなので、ある程度の圧迫感が出るのは避けられません。
テレビスタンドの場合は、基本的に薄い土台と棒だけなので、とにかく見た目がスッキリします。
リビングをゴチャゴチャさせたくない人には、かなりおすすめの家具といえます。
移動ができるタイプも
壁寄せテレビ台の中には、キャスターが付いていたりして移動できるタイプがあります。
角度を自由に変えたり、掃除が楽になったりなど意外と便利です。
コーナーに納まりやすい
テレビ台をコーナーに置きたい、という人はけっこういるのですが、実際にコーナーテレビ台を置くととんでもなく場所を取ってしまって後悔、なんて事も。
コーナータイプのテレビスタンドというのもあるのですが、そもそも壁掛け風テレビ台は土台も小さいのでコーナーに置くのに適したテレビ台といえるかもしれません。
デメリット
そして気になる、壁掛け風テレビ台にすることで考えられるデメリットについてです。
収納スペースがない
これは人によってかなり大きなデメリットになるかもしれません。個人的には一番のデメリットと考えています。
基本的に壁掛け風テレビ台に収納スペースはありません。土台と柱だけなので。
(あっても棚が付いているくらい)
実際のところテレビ台というのは、かなりの収納力を持っていてリビングの片付けに大きな威力を発揮しています。
その収納スペースが一切なくなってしまうとなると、他に収納スペースが確保できない人にとっては厳しいかも。
配線が見える
ちゃんと処理できるタイプもありますが、壁掛けテレビで壁の中に配線を通している場合と比較するとコードが見えてゴチャゴチャする、といった可能性も。
ものによってではありますが、コードが見えてスッキリしないというのはデメリットといえるでしょう。
安定感がない?
壁掛け風テレビ台に関しては、一番重いテレビの部分が上にくるのでどうしても安定感が悪くなってしまします。
(小さな子供が遊んだりなどは要注意)
ただし普通に使っていてこけるなんてことはまずないですし、テレビ台の上に何の対策もしないで置いているテレビよりは倒れにくいといっていいかと。
なぜなら壁掛け風はほぼ壁にくっつけているので、後ろには倒れないし、土台が前にせり出しているので前にも倒れにくくなっているからです。
地震は?
もちろんテレビ台の上に置いてあるテレビと比べると、ということなのでどんな地震が来ても倒れない、なんて事は言い切れません。
「震度7でも大丈夫」なんていってるテレビスタンドもありますが、念には念を入れて地震対策をしっかりしておきましょう。
壁掛けと比べると…
テレビを壁掛けにした場合と比べると、
- コードが見える
- 安定性に欠ける
- 小さな子供がいても安心
- 土台の分の場所を取る
- 掃除が面倒
といった部分で劣っているといえるかもしれません。
壁掛け風テレビ台の選び方
では、実際に壁掛け風テレビ台を選ぶとなったときのポイントについてまとめてみました。
種類を選ぶ
まずどんな種類を選ぶのかについてですが、特に気をつけたいのが高さです。
テレビ台の高さについてはコチラの記事
にも書いてますが、テレビをどこから見るかによって最適な高さが変わってきます。
壁掛け風テレビ台の場合、ある程度は高さを調整できるものが多いのですが、
- 椅子に座って見る
- ソファに座って見る
- 床に座って見る
といった生活のスタイルに合わせることが重要です。
サイズをチェック
これは、選ぶ時にまず考えなければいけない話ですが、お使いのテレビのサイズに合うかどうかを確認しましょう。
それと同時に、将来的にインチをサイズアップする予定がある、あるいはその可能性があるかどうかについても考えておきましょう。
多くのテレビスタンドでは55インチくらいまで対応しているモノが多い印象ですが、もちろんそれ以下のサイズしか使えないといったタイプもあります。
あと75インチといったかなりサイズの大きなテレビで考えている場合、テレビ自体が大きいのでハイタイプだと高すぎた、なんて事もよくあります。
テレビの中心がどこにくるのかもチェックしましょう。
重さをチェック
テレビスタンドには、インチだけでなく何キロまで大丈夫といった耐荷重が設定されています。
サイズがオッケーでも重さが超えていれば安全に使えません。
また同じインチのテレビでもメーカーによって重さが異なるので、しっかりチェックしましょう。
テレビに適合するか
そしてサイズや重さをクリアしているからといって、すべてのテレビを設置できるとは限りません。
テレビの裏側のネジ穴の位置などによって、取り付けができない可能性があります。
多くのテレビスタンドでは「適合機種」が表示されているので、しっかり確認しましょう。
またテレビを買い替えるときも、使っているテレビスタンドを使えるかチェックが必要です。
安いのは注意が必要
何事もそうですが、極端に安いタイプについては注意しましょう。
とくにテレビ台だと上に置くだけなのである程度の重さは耐えられますが、壁掛け風になるとテレビを支える必要があり強度は重要です。
値段が安いということは、必ずどこかに安い理由というのがあります。
それが安定性や強度を削っていないとは言い切れません。
テレビは思っている以上に重たいので、強度に関してはしっかり確認したいところです。
おすすめの壁掛け風テレビ台 人気はこのあたり
実際に壁影風テレビ台の人気のタイプはどんなのか、についてです。
掛け風テレビ台 wall
現在、壁掛け風テレビ台と言ってまず出てくるのがEQALESのWALLじゃないでしょうか。テレビやネットのCMもバンバン見かけます。
株式会社ナカムラという会社の商品で、EQALESはブランド名になります。
とにかくアイテム数が多く、サイズのバリエーションや壁寄せ、首振りなどいろんなタイプがあるのがと特徴です。
ニトリの壁掛け風テレビ台
家具といえば、「お値段以上ニトリ」。サイトを見てもらえばわかりますが、サイズ違いや色違い、デザイン違いで20種類ほどあります。
価格も1万円程度のモノから、高くても3万円台とお手頃な価格帯が並んでいます。
アイリスオーヤマの壁掛け風テレビ台
最近では、いろんな家具やインテリアグッズを低価格で扱っているアイリスオーヤマですが、もちろん壁掛け風のテレビ台もあります。
やはり価格はお手頃なものが多く、10000円を切るタイプもいくつか見られます。
壁掛け風テレビ台 まとめ
壁掛け風テレビ台を検討している人の中には、
- 普通のテレビ台だと場所を取るのでスッキリしたい
- 壁掛けにするかどうかで迷っている
といった2パターンの場合が多いかもしれません。
テレビスタンドのデメリットの収納不足をどうするか
1つ目の場合は、間違いなくスッキリしますが、問題な収納の不足。
べつで収納家具を置かなければならないのであれば、結局場所を取るので収納についての考え方を検討する必要があります。
壁掛けほどはスッキリしない
2つ目については、壁掛けにするときの
- 壁に穴を開ける
- 工事が必要
といったハードルを低くして壁掛けっぽくできるといったところが最大のメリット。
ただし配線が見える、土台があってスッキリしないなどのデメリットもあるので、どこまで妥協できるかを考える必要があります。
壁掛け風テレビ台は、見た目にもおしゃれだしスッキリもしますが当然上にあげたようなデメリットもあるので、購入前にしっかり考えておきましょう。
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