「昇降テーブルってどうなの?」
「おすすめはどんなタイプ?」
「メリット・デメリットが知りたい!」
リビング、ダイニング、パソコン用などのテーブルには、天板が上下する昇降テーブル(リフティングテーブル)というタイプがあります。
昇降テーブルにはどんな種類があるのか、使い勝手やメリット、デメリット、おすすめはどんなタイプか、などについてまとめてみました。
昇降テーブルの種類
昇降テーブルとは、簡単に言うと天板が上下に稼働するテーブルのことをいう場合が多いです。
上下する方法としては、
- ガス圧・油圧式
- 段階式
があります。
ガス圧や油圧タイプは、レバーやペダルなどで無段階に高さを変えられます。
段階式のタイプは、ネジで決められた高さに固定するか、ガチャガチャっとあらかじめ決められた高さを選べる、といった感じです。
あと分類としては、脚の形状で分ける事ができます。
T字型(1本脚)
天板に対して脚が一本のタイプで、横から見たらT字型になったタイプ。こんなのです。
X型
もう1つが、脚が交差してX型になったタイプ。こんなのです。
基本的には昇降テーブルというと上の2つのタイプをいうことが多いのですが、昇降という事から言うと他にもタイプがあるので、一応まとめておきます。
その他
電動
パソコンデスクなどで見かけることが多いのが、昇降が電動になってる電動式のテーブル。2本脚のタイプが多いでしょうか。
スタンディングテーブル
電動・手動含めて立ったままの高さまで使えるテーブル。基本的にはパソコンデスクでしょうか。
ikeaでもいくつか扱っています。
リフトアップテーブル
天板全体ではなく、一部だけが昇降するタイプも。
昇降テーブルのメリット・デメリット
では「昇降テーブルってどうなの?」についてメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
まずはイイところから。
体形に合わせられる
特にダイニングテーブルなどの場合、椅子の座面とテーブルの高さがあわないといったことがあります。
一般的には平均的なサイズに設定されているので、体が小さい、大きいによって座りにくいといった事も考えられますが、昇降することで調節することができます。
姿勢をキープできる
その結果として正しい姿勢をキープしやすい、というメリットも。
高さが合っていないと背筋が曲がったり体をひねったりなど姿勢の乱れが考えられますが、適正な高さにすることで楽で正しい姿勢で座ることもできます。
リビング・ダイニング兼用
高さを変えられることで、
- ダイニングテーブル
- リビングテーブル
の両方として使えるようになると、スペースの節約ができるようになります。
もちろん費用面でも安くつくので、大きなメリットといえます。
コンパクトにして片づけられる
X型の昇降テーブルに関してだけですが、こちらのタイプはかなりぺったんこになるモノが多いです。
なので使わないときには収納する、といったこともできます。
動かすのが楽なタイプも
こちらもX型だけですが、昇降するのに脚の幅が変わるため動きやすいように脚にコマ(キャスター)が付いています。
なので横方向にだけですが、移動するのが少し楽に。
昇降テーブルは重い物が多いので助かります。
デメリット
そして気になる昇降テーブルの残念なところ。
下げるのに力がいる
昇降テーブルには、上にあげるのは楽だけど下げるのに力が必要でしんどい、といったモノも。
圧力が強すぎて体重の軽い女性だと、本当に力が必要で大変なモノもあります。
できれば1度試してみたいところです。
足元が邪魔
X型の場合、天板の下で脚が交差しているので邪魔になるといった意見が多くあります。
個人的には、特にダイニングテーブルとして使う場合に邪魔になると感じる人が多いんじゃないかと。
掃除がしにくい
普通のテーブルの場合、椅子をどければ脚の下以外は掃除機をかけやすいものです。
ところが昇降テーブルの場合は、X型だとクロスしている部分が邪魔になり、T字型の場合は脚の土台が大きくて床を覆っているなど掃除のしにくさがあってデメリットといえます。
サイズが小さい
サイズに関しては、ギリギリ4人で使えるタイプまで、といったところ。
天板を上げ下げさせるので、大きいと重くなって難しくなります、
大人数で使うのには向いていません。
重い
昇降する機能があるという事は、基本的に脚はスチールでできているし構造も複雑になるのでテーブル自体が重くなります。
その点でも、特に掃除が大変という事でデメリットといえるでしょう。
デザインが似ている
デザインに関しては、それぞれ同じようなデザイン、材質のモノが多く、いろいろ選べるといった感じにはなっていません。
選べる幅が狭いのも、昇降テーブルのデメリットといえるでしょう。
安定が悪い
普通のテーブルと比較して、角に手をかけた時などに安定が悪いモノが多い、といった欠点も。
とくに一本脚のタイプで。
特に脚の細い1本脚のタイプは注意が必要。天板の端にもたれると、グラグラするモノもけっこうあります。
故障の可能性
昇降する機能が付いているという事は、その部分の故障という可能性が出てきます。
とくに油圧式・ガス圧式の昇降テーブルのその部分が故障すると、修理はかなり難しいので(メーカーで交換してくれればいいですが)注意が必要。
小さい子供が遊んで危ない
可動する家具というのは子供が大好きなので遊びがち。
またペダルを踏むだけで天板が上がってしまうタイプなどは、意図せず乗ってしまい誤作動するという可能性も。
特に簡単に上下できるタイプは気をつけたいところです。
選ぶポイント
そんな昇降テーブルを選ぶ時のポイントをまとめてみました。
サイズ
基本的に昇降テーブルは天板を上げる必要があるため、そこまで大きなサイズはありません。
大きくても4人掛けくらい。
何人で使うかを考えて選ぶ必要がありますが、4人掛けでもそこまで大きくないのでゆったりは難しいと思います。
安定感
上にも書いたように、モノによって安定感が悪いタイプがあります。
一本脚のタイプで脚が細いとグラグラするのはもちろん、X型の方もコマが付いているので動いてしまいやすいという欠点も。
コレについても、できれば現物を見る、あるいは1度家具屋さんでどんな感じかを確認置くことは大切です。
昇降する方法
あと気をつけたいのが、どうやって昇降させるか。どのくらいの頻度で昇降させるかによって、選ぶタイプも変わってきます。
もちろんガス圧や油圧式のモノなら簡単に昇降できますが、誤作動や故障の可能性も。
あまり高さを変えることがないのであれば、段階式のタイプを検討してみてもいいかもしれません。
おススメのタイプはこっち
T字型とX型のどちらがいいかについて、状況によってまとめてみました。
片づけたいなら
スペースを効率よく使いたい、いらないときは片づけたいといった場合はX型一択です。
T字型はそもそも重い物が多く、移動も大変だし。
安定感を求めるなら
しっかり安定しているモノが希望なら、脚が太め1本脚(ある程度はグラグラしますが)。あるいは数は少ないですが2本脚の昇降テーブル(電動タイプでたまに見かけます)がおすすめ。
X型に関しては、上からの重さに関しては強いのですが横からの力に弱く動きやすいという欠点もあるので動かないような工夫が必要となります。
人数が多いなら
大人数はそもそも無理ですが、4人で使う場合でもX型では脚元や、特に奥行きが狭いので使いにくいかと。
リビングダイニングタイプなどと合わせている場合も多いですが、ある程度の人数で毎日使う場合は、サイズが大きめでしっかりした1本脚がいいかもしれません。
ニトリの昇降テーブル
ちなみにニトリなんですが、「さすがニトリ!」といったところでしょうか。いろんなタイプがあります。
天板の一部が上がるタイプからサイドテーブルなども含めますが、19種類のテーブルがありました。(記事掲載時点)
まとめ
昇降テーブルは便利なんですがデメリットもいくつかあります。
大きな欠点としては、
- 脚が邪魔
- 大人数で使えない
- 掃除がしにくい
など。
「リビングとダイニングで兼用したい」など、どうしてもといった事でなければ、よく考えた方がいいかもしれません。
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