「ベッド下収納はやめた方がいい?」
「ベッドの下に物を置くデメリットは?」
「置かない方がいい物は?」
ベッドの下というのは収納スペースとしてとても有効なのですが、気をつけないといけないポイントがいくつかあります。
モノをベッドの下に片付けるメリットやデメリット、気をつけるべきポイントなどをまとめてみました。
収納できるベッドにはどんなタイプがあるのか、については下の記事にまとめています。
ベッドの下に収納する方法
まずは、ベッド下と言っていますが実際にモノを片付けるときにどんな方法があるのか、についてです。
引き出し
これは普通に誰もが考えると思いますが、ベッドの下に引き出しが付いていてそこにモノを入れるというパターン。
ただ引き出しといっても、大きく分けて2つのタイプがあります。
- ボックス構造(ボックス引き出し)
- それ以外
それ以外とは特に名前がないのでそう書いたんですが、引き出しの下にキャスターが付いていたりして、ベッド下の空いている空間に引き出しを入れるだけ、といった構造になっています。
引き出し自体も組み立て無いといけないという場合が多くなります。
引き出し付きならボックス構造のモノを!
それに対してボックス構造とは、引き出し部分が箱状になっていて、そこにレールが付いた引き出しをはめ込むタイプ。
- 密閉されていてほこりが溜まりにくい
- 丈夫なタイプが多い
- 引き出しは組み立て不要の完成品
といったメリットがあり、圧倒的にこちらがおすすめです。
床板の下
ベッドはマットをめくるとわかりますが、マットの下に床板と呼ばれる板が敷かれています。
最近はスノコでできているタイプも多いですが、この板は取り外すと床が見えるようになります。
この部分にモノを収納するという方法。
床に直に置くことになるんですが、脚付きのベッド以外だと床板を乗せてマットレスを乗せたら外から隠せるので、収納スペースとして利用できます。
けっこう活用していない人が多い方法です。
跳ね上げ式というタイプも
床板の下に収納できるベッドとしては、床板自体が持ち上がるようになっていて収納に特化したタイプもあります。
脚付きのベッドにケースで
あとは引き出しが付いていない脚付きタイプのベッドの下の空間に、物を収納するというパターン。
そのまま置いたり、衣装ケースやカゴなどに入れて分類して収納したり。
奥の物が取り出しにくくなりますが、この方法もベッドのスペースを全部使えます。
ベッド下に収納するメリット
ではベッドの下にモノを置くと何がいいのか、メリットをまとめてみました。
スペースを有効に使える
ベッドというのはシングルサイズでも、約100㎝×200㎝あります。
家に置く家具の中で、最も大きいものの1つ。
置くだけでそれだけのスペースをとられるのが、そこを収納場所として使えるのはとても助かります。
引き出し付きで2段になったチェストベッドと言われるタイプなら、引き出しだけで小さなタンスクライン収納力があります。
さらに引き出しと反対側の床板をあけた部分にも、物を置けるのでかなりの収納量になります。
家具を減らせる
上に書いたように、ベッドの引き出しなど収納に特化したタイプならちょっとしたタンスくらいの収納力があります。
結果として、タンスを一台置く必要がなくなるので費用的にもスペース的にも助かります。
部屋がスッキリ
ベッドの下に片づけられることでほかの家具を減らせるので、当然部屋はスッキリします。
また収納が少ない部屋ならモノが散らかることもあるでしょうが、そのあたりも助かります。
長いモノも収納可能
例えば「スキーの板」となると片づける場所に困る人は多いんじゃないでしょうか。
ベッドの下(引き出しではない方)だと190cmくらいまでのモノなら置けるので、長くてあまり使わないモノのを片付けるのに最適です。
(ベッドによっては真ん中に板がついていて、長いモノを置けないタイプもあります)
ベッド下に収納するデメリット
そしてベッドの下にモノを置くデメリット。
湿気
睡眠中というのは、けっこうな量の汗をかいていて、その量はコップ一杯分と言われます。
それだけの水分による湿気がパッドやマットレスを超えて、収納部分にも来てしまいます。
こまめに使ったり入れ替えたりするものを片付けていいるならいいんですが、長期間放置しているモノだと傷んでしまう可能性も。
ほこり
きっちり密閉されている引き出しならそこまで気にする必要はありませんが、上に書いたよなボックス構造ではない引き出し、あるいは床板の下に置くだけの場合、ほこりの心配があります。
特に床板の下の場合はそんなに使うものを置かないと思うので、気付いたらほこりだらけになっていたという事も。
カビ
上に書いた湿気の話ですが、ベッドの場合はあまり使わないモノを収納することも多いのでカビの心配も出てきます。
下に書いてますが、湿気対策はしておくに越したことはありません。
掃除がしにくい
ベッドというのは引き出しがついていてもその下の部分に少しですがほこりが溜まります。
もちろん引き出しと反対側の床にも、ほこりは溜まります。
睡眠する部屋なので、できればほこりは溜めたくないのですが収納付きのベッドの場合は脚が付いているだけのタイプと比べると掃除がとてもしにくくなります。
ベッドを移動する必要が出てくるので。
入れっぱなしになることも
ベッドにモノを片付ける場合、特に床板の下に収納すると入れっぱなしにしてしまう可能性が高くなりがち。
入れてるのを忘れてしまうこともあります。
見た目の圧迫感
あとは脚付きのベッドと比較すると、床が見えないことで部屋の中での圧迫感が出てしまいます。
そもそも大きい家具なので、大きなデメリットといえるかもしれません。
ベッドの下に置いてはいけないもの
ベッド下にモノを置くときのデメリットをあげましたが、一番大きな理由は湿気がたまるから。
それを踏まえて置かない方がいいモノが何かというと、やっぱり紙類や布類でしょう。具体的には、
- シーツ
- カバー
- パジャマ
- アルバム
- 賞状
という事になります。
ただし頻繁に使うものであれば、こまめに洗濯することになるのでそこまで気を使う必要はないかもしれません。
日常的に使うならいいのですが、シーズンごとに使うようなものは面倒ですが季節ごとにクローゼットなどに収納するようにしましょう。
使う機会が少ないモノを収納したい場合は、しっかり密閉された容器に入っているものやプラスチック製のモノ、例えば
- 釣り具
- スキー板
などにしましょう。
収納するときのポイント
ベッドの下にモノを置くときに気をつけたいポイントをまとめてみました。
ほこり対策
まずは置いてるモノにホコリがかぶらないようにすること。
- 引き出し付きならボックス構造のモノを
- ベッドの下にケースを置くならふた付きを
- よく使うものを収納
といったところがポイントとなります。意外と3つめは盲点かもしれません。
湿気対策
ベッドの湿気対策は片づけているモノに対してだけでなく、マットレスや床などあらゆるところに関係してくる重要な問題です。
対策としては、
- 除湿シート
- 除湿器
- 除湿剤
- すのこを敷く
- 換気をする
- 開けておく
などがあります。
除湿シートはマットレスとベッド本体の間に使う場合が多いでしょうか。
すのこは床からの距離をとることで、通気性を良くしてくれます。
あとはとにかく空気を通すために換気を良くしたり、たまに引き出しを開けておくという対策も。
片づける(ケースなどで)
引き出しならまだいいんですが、 脚付きのベッドの下を収納スペースとして使う場合には必ず何らかのケースに収納しましょう。
ほこりを考えると衣装ケースのようなプラスチック製がいいんですが、見た目を考えるとカゴなどを使った方がいい感じになります。
どちらを使うにしても、とにかくしっかり片付けることで見た目や使い勝手がよくなります。
たまに見る
上にも書きましたが、特に床板の下に置いたものはほっときがちになります。
たまに見て何を置いてあるか確認。不要なモノは処分。
簡単に開けられない場所だからこそ、チェックは欠かさないようにしましょう。
ベッド下収納のまとめ
ベッド下と言うのは部屋に占める面積が広いので、何も使わないのはもったいないです。
引き出しや収納ケースなどを使って物を片付ける場所にしたいところ。
問題は
- 湿気
- 掃除のしにくさ
といったところ。
見た目も重くなってしまいますが部屋に収納スペースが欲しいなら、上記の対策を行って上手にベッド下を活用してみてください。
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