「ダイニングテーブルって必要?」
「代わりになるものってあるの?」
食事をする家具といえば、まず思い浮かぶのがダイニングテーブル。
ただ場所を取るし本当にいるの?と考えてる人も多いんじゃないでしょうか。特に一人暮らしだったりすると。
ダイニングテーブルを置くことのメリット・デメリットや置かない場合に代用できるものには何があるのか、などについてまとめてみました。
ダイニングテーブルがあるメリット
まずはダイニングテーブルがあると何がいいかについて。
食事がしやすい
当たり前のことですが、食事をするための家具なのでダイニングテーブルがあるとご飯が食べやすいです。
これは食べる方にはもちろん、持ってきてくれる方にも当てはまります。
立ち上がりが楽
意外と気にしてないのがこれ。
床に座って生活していると、実は立ち上がったり座ったりにけっこうなエネルギーを使っています。
若いとあまり感じないかもしれませんが、年をとったり膝や腰が悪い人にとって椅子というのはとても助かります。
うちの親も和室で座って食事をしていましたが、最近畳の部屋に無理やりダイニングテーブルを置いていました。
長時間座っていても楽
椅子に座っている状態というのは、ちゃんとした姿勢を保っていれば疲れにくいです。
膝、腰の部分を90度に保ち、骨盤を立てて座る感じで。
作業・勉強スペースとして使える
ダイニングテーブルを置いていると、食事以外にも
- パソコン作業
- 書物
- 子供の勉強
など、色々便利な使い方ができます。
お客さんが来たときの場所
お客さんが来たときに、どこに座ってもらうかで悩んだりすることありませんか?
特に床で生活していると。
ただダイニングテーブルがあれば、悩むことなくそこに座ってもらえばいいので楽です。
小さな子供の食事に便利
小さなお子さんを持ったことがある人ならわかると思いますが、子供は食事に集中しません。
すぐに動き回ろうとします。
ベビーチェアをダイニングテーブルに合わせて使えば、その悩みも軽減されます。
(勝手に動いて椅子から降りてしまうようなら、ローテーブルの方が安全ですが)
ただし、安全面には十分注意してください!
ダイニングテーブルがあるデメリット
そして置いてる事によるデメリット。
場所を取る
ダイニングテーブルの場合、当たり前ですが椅子とセットで使います。ただ、この椅子がかなり場所を取るんです。
実際に使うときは出入りのために椅子を後ろに引いて使うので、そのぶんの場所を確保しておかないといけません。
一般的に椅子を引いて座るためには、60〜80センチくらい必要と言われています。
ということは、テーブルの奥行が80センチとしても、椅子を引くスペースを考えると両側で最低でも2メートルは必要になります。
さらに座った状態で椅子の後ろを歩いて通るとなると、1メートルくらいの幅が必要となり、更にスペースがいります。
ダイニングテーブルは、横幅よりも座る側の方でとても場所をとります。
圧迫感が出る
実際に必要となるスペース以外にも、ダイニングテーブルはそれなりに高さがあるので、圧迫感が出てしまうというデメリットも。
低いローテーブルを置いて同じようなスペースを取ったとしても、ダイニングテーブルの方がかなり部屋を狭く見せてしまいます。
掃除が面倒
- 椅子を動かして床の掃除
- 椅子の座面
など、テーブルだけを置いているときと比べて掃除の手間がかなり増えます。
人によっては毎日のことになるので、デメリットと言えるかもしれません。
人数が決まってる
ダイニングテーブルの場合は座れる人数が決まっています。
基本的に椅子の数が使用できる人数となるので。
だから、それ以上のお客さんが来たときには、不便に感じるかもしれません。
値段が高い
ダイニングテーブルはテーブルと椅子のセットなので、値段が高くなるのは間違いありません。
特に椅子の値段が重要で、例えば4人掛けで椅子一脚が10,000円と15,000円のモノがあるとすると、椅子一脚5,000円の違いでもダイニングセットトータルでは20,000万円変わってきます。
使い心地は椅子にかかってくるので、ケチりたくないところですが。
ダイニングテーブルがないメリット
ダイニングテーブルを置かなければ何がいいかについて。
ちなみにテーブルがまったく無いことは考えられないので、座卓やローテーブルで食事をする前提で考えます。
部屋が広くなる
上に書いたようにダイニングテーブルを置くと、その椅子のせいでとても場所を取ります。
同じサイズのテーブルでも、ローテーブルなら必要なスペースはかなり少なくてすみます。
掃除が楽になる
ローテーブルなら床とテーブルの天板だけを拭けばいいので掃除が楽です。
もし床を掃除するために移動するにしても、テーブルだけだとそれほど重くない場合が多いので、その点でも楽です。
大人数で集まりやすい
座卓やローテーブルなら、座れる人数は大まかにしか決まっていません。
お客さんが来たときに、詰めて座れば対応できる場合も多いんじゃないでしょうか。
(もちろん数人の話ですが)
ゆったりくつろげる
座卓しかない場合には食事もその後のくつろぎの時間もそこで、という場合が多いんじゃないでしょうか。
なので食事の後に、そのままくつろぐことができます。
家族の団らんを楽しみやすいかもしれません。
コタツが置ける
冬は絶対にコタツ!という人は一定数います。
ダイニングテーブルでコタツになる、というタイプもありますが、やっぱり床に座って潜り込むのが最高ですよね。
ダイニングテーブルがないデメリット
そして1番気になるダイニングテーブルがないことによるデメリットです。
立ち上がりがしんどい
上にも書きましたが床での生活というのは、その都度立ったり座ったり、といった動作が発生します。
人によってはこれがしんどい、という人も。
長時間座るのがしんどい
そもそも同じ姿勢で長時間座るのは疲れます。体がそういう構造になっているらしいので。
だから色々と姿勢を変えるのですが、どうしても床で座る場合は椅子で座るよりも体のいろんな部分に負担がかかるので疲れやすくなります。
足を投げ出せなかったり、背中をもたれられなかったり。
結果、筋肉が固まって疲れてしまいます。
ちなみにお尻の部分にだけクッションや座布団を置いて座る、というのが楽に座る一つの方法といわれます。
姿勢が悪くなりがち
疲れるので自分で楽な姿勢を探しがちなのも、床で座るときの特徴。
ただ足を横に崩したり(横座り)、正座から両側に足をずらしたりといった座り方(女の子座り)は、骨盤が歪んだりズレたり、猫背になったりと姿勢が悪くなる原因となります。
食事後にそのまま寝てしまう
ご飯を食べてお酒を飲んでいたらそのまま寝てしまった、といった経験はないですか?
私は毎日のようにあります。
食事の後そのままくつろげる、というのはメリットとも言えるんですが、そのまま寝てしまいがちなのは大きなデメリットと変わってしまいます。
子供が小さいと遊んでしまいがち
小さな子供はご飯の途中に遊びだしてしまいがちなのもデメリットと言えるでしょう。
あと勉強するにも、椅子に座ったほうが集中できるという方が多いんじゃないでしょうか。
リビングか子供部屋のどちらが集中できるのかは別として。
ダイニングテーブルの代用はコレ
「ダイニングテーブルはいらない」と言っても食事をする場所は必要なわけで、代わりになるモノを考えてみました。
ローテーブル・座卓
ダイニングテーブルを使わないとなると、ほとんどの人の選択肢はこれでしょう。
ただソファに合わせたローテーブルの中には、高さが食事をするには高すぎるタイプもあるので、自分にあったサイズを選ぶのが重要になります。
ローテーブルの高さについては、こちらも参考にどうぞ。
ソファダイニング
ソファに座ったまま食事もできる、というタイプ。
テーブルの高さは、普通のダイニングテーブルが70センチくらいなのに対して、60〜65センチ位とちょっと低めなのが一般的。
そのためダイニングテーブルよりはやや食事がしにくい、と感じる人もいるかもしれません。
ただソファを置かないという選択ができるので、スペースを効率良く使うことができます。
メリット・デメリットがあるので、参考にどうぞ。
デスク
主に一人暮らしの場合の代用品になると思います。
壁に向かっているので、パソコンやスマホがメインでテレビを見なかったりする人にとっては選択肢の1つになるんじゃないでしょうか。
デスクかテーブル(ローテーブル)で迷っている人は、こちらもどうぞ。
キッチンカウンター
料理を作るときに使うキッチンカウンターをダイニングテーブルと兼用にする、あるいは備え付けのキッチンカウンターで食事も済ます、という方法。
リビングを広く使えるようになります。
ダイニングテーブルはいらない?のまとめ
個人的には、「場所があるならダイニングテーブルがあった方が便利」派です。
と言っても我が家にはありません。
理由は和室でゴロゴロしたいから。
色々とメリット・デメリットがあるので参考にしながらライフスタイルに合わせて決めてください。
ただしつこいですが、ダイニングテーブルはテーブルのサイズだけ見て選ぶのではなく、椅子を使うときのサイズのことも考えましょう。
よくできてるなーと思う、ダイニングテーブル |
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ダイニングテーブルを探すなら見るべきサイト |
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