「アウトレットのソファってどうなの？」
「展示品のソファはやっぱり汚い？」
アウトレットというと、生活のなかに浸透してきていろんな業態での店舗が見られます。
が、微妙なお店や商品も結構見かけませんか？
家具屋さんでもアウトレットのお店は増えてきましたが、「ソファをアウトレット(展示現品)で買うのはどうなのか」について考えてみました。
アウトレットでソファを買うメリット
安く買える！
アウトレットでソファを買う事の、たぶん唯一であり最大のメリットは値段が安い、という点でしょう。
アウトレットの家具の場合、
- 大量一括仕入れ
- メーカーの売れ残り
- シーズン外れ品
- ショールームや店舗での展示品
- 配送途中のキズ商品
など、商品によって理由はさまざまですが、何らかの理由によって一般の流通にのらない商品を扱っています。
当然、その理由や商品の程度によって値段も下がっています。
特にソファの場合、展示している現物は、他の人が座ってるからと嫌がられる傾向にあるので、他のアイテムよりも安くなっている場合が多いです。
「そんなの気にならない、安ければ！」という人はアウトレットのソファなら、運が良ければかなり得な買い物をできるかも。
アウトレットでソファを買うときの注意点！(ココが大事)
って、本当に安いの？
注意点の1番にあげたいのがコレ。
アウトレットといっても、本当に安いのかどうかということ。
上に安くなってる理由としていくつか書きましたが、大量一括仕入れによる商品なんてのは、はっきりいってそれほど安くなってません。
だって新品なんで売る側からすれば、そんなに安くする必要もないから。
(仕入れにしてもそこまで安くはならない)
またアウトレットじゃない家具屋さんでも売り出しの時には大量に仕入れます。普通の商品よりは安いかも知れないけれど、ぐらいです。
こんな感じでアウトレットの店だから、他より全てが安い、とは限りません。
(全品キズ物、展示品限り！といったお店ではあり得ますが)
- 通常いくらぐらいの物か
- どんな理由で安くなってるのか
- 通常の金額からどれくらい安くなっているか
(定価やメーカー希望小売価格ではない)
などを、しっかり確認しないと、大して得してない！なんて事にも。
展示品限りなので汚れも
つまり安くなっている商品というのは、基本的に「展示品限り」＝「現品限り」ということです。
ちなみに中古品という訳ではなく、展示している物をそのまま届ける、といった感じです。
(「奥に新品があります」なんてのは、安くなってるかどうか、あやしいものです)
展示品なので汚れてます
で、現品なんで
ほぼ必ずといっていいほど汚れはあります！
モノによっては傷が入ってる場合も結構あります。
(ソファというのは簡単に傷がつくので)
キズや汚れに関しては、ほぼあると考えておきましょう。
必ず傷や汚れの確認を
ただ、そうはいっても傷や汚れが使うのに支障があるほどでは問題です。
- 汚れはとれそうか
- とれなさそうな汚れは気にならないか
- 大きな傷はないか
- 使うのに支障は無さそうか
などは買う前にしっかり確認しておきましょう。
あと、お店の人がきれいにしてくれる、と言ってたのにそれほどきれいになってなかった、なんて事も結構あります。
これはお店の人との意識の違いによります。キレイの基準が違うんですね。お店側は「展示品だからこのくらいはしょうがない。そのぶん安いんだから」といった感じです。
ハッキリ言ってこれはしょうがないと思うので、基本的には現状で購入、きれいにしてくれたらラッキーくらいに考えておきましょう。
せっかくの買い物なので気持ち良く
購入後に傷があった、なかったの話になった場合、完全に返品不可としているところもあるし、返品OKの場合でも、もめる事はよくあります。
店側もできるだけ問題が起きないように、傷の程度などは表示するようにしてますが、展示してる間に傷つくこともあります。
購入後にもめるのは、お互い気分が悪くしんどいだけなので、とにかくしっかり確認しておきましょう。
ちなみにソファの汚れに関してはいろんなケアのためのアイテムが売られてますが、必ず目立たないところで一度試してから使うようにしましょう。
最悪の場合、色が飛んだりツヤがなくなったりすることがあるので。
また購入後にどうしても汚れや傷が気になる場合は、カバーをするという手もあるんですが、見た目が全然変わってしまうので、やっぱりしっかり確認するに越したことはありません。
縫製がしっかりしているか
ソファならではの確認場所としては、張り地の縫製がしっかりしているかどうかです。
もちろん使っていてほつれてくる事もあるでしょうが、展示している時点で端っこの方がほつれそう、といった物もあります。
わりとあります。
ほつれに関しては素人ではほぼ直せないので、できるだけ確認しておきましょう。
色あせてないか
またソファを見る場合には、張り地の色があせてないかも確認しておきたいところ。
これは見た目の問題もですが、色褪せているとすれば、長い期間展示されていた可能性もあります。
仮に直射日光が当たるような場所なら、生地の表面は紫外線によって傷んでいるかもしれないし、期間が長ければ試しに座っているお客さんも多い訳で、わずかでも座面やバネのへたりが進んでいるかもしれません。
たとえ現品でもできるだけ程度は良いものを選びたいところです。
選べない
アウトレットは基本的に現品商品となります。つまりサイズ違いや色違いを選ぶことはできません。
(そういう商品を置いてあるお店もありますが、厳密にいうとその商品に関しては、アウトレット品ではありません)
つまり、店舗に行ってちょうど好みのサイズや色のソファが見つかったら、まさにラッキー、運が良かったということです。そのぐらいの気持ちで気長に探すことが必要となるかもしれません。
アフターケア
現品販売のアウトレットだからといって、売ったら売りっぱなしかというと、お店によります。
返品を受け付けてくれるとこもあればダメなとこもあるし、修理などに対応してくれるかどうかも、店舗によります。
また店で修理する訳ではないので、商品によっては何かあっても対応できない、という場合もあるでしょう。
その辺りは後からもめるのではなく、購入時点でしっかりと確認が必要です。
- 購入後に問題が見つかったとき
- 配送に関して
- 将来的なアフターケア
など。
ネットで見られるアウトレット品
ネット上でも、「ソファ アウトレット」と検索すれば、かなりの数のサイトがヒットします。
ただし、そのすべてが安かったり、本当の意味でのアウトレットという訳ではありません。
また傷や汚れがあるのがアウトレットが安い理由となる場合も多く、現物をしっかり見て確認できないのも理解したうえで、探してみるようにしましょう。
アウトレットのソファを扱ってるところをいくつかリンク貼っておきます。
ニトリ
家具屋さんとして日本で最大のニトリのサイトには、アウトレット専門のページがあります。
すべて現品なので、配達の兼ね合いもあって自分の住んでる地域の商品を選ぶような仕組みになっています。
楽天市場
言わずと知れた楽天市場で「ソファ アウトレット」と検索しても山ほどヒットします。
ただ値段や品質など微妙なモノや、あと本来のアウトレットではないモノも多数含まれます。
楽天で調べる場合は、コーナー、ロータイプなど特徴を入力して検索しないと、なかなか欲しいものにたどり着きません。
ヤフオク
商品の構成に関してはかなり偏ってますが、値段でいうと「まさにアウトレット」といったソファも。
アウトレットのソファ まとめ
- 現品なんて、まったく構わない！
- 多少の汚れや傷よりも値打ちのあるものを！
という場合には、アウトレットのソファならいいモノに出会えるかも。
特にソファの場合、国産ブランドが出回る事もあるんで。
ただ少しの汚れも許せない！という人は避けた方がいいかと。
個人的によくできてるなーと思う、ソファ！ |
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