【無垢材ダイニングテーブルの6つのデメリット!】後悔しない為のポイントをまとめました。

ダイニングテーブル 無垢材 ダイニングテーブル

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「ダイニングテーブルって無垢材の方がいいの?」
「無垢材のテーブルのメリットやデメリットって何?」

ダイニングテーブルというと、」「天然木の無垢が1番!」といった意見をよく見かけますが、実際のところどうなんでしょう。

テーブルの材質にはどんなのがあるのか、無垢材のメリットやデメリットなどについてみていきます。

そもそも無垢材とは?

木のテーブルと思っていても実際にはいろんな種類があります。

無垢

無垢とは、「混じりけがないもの」といった意味を持つ言葉ですが、無垢のテーブルというと、木(丸太)から切り出した木材を板にして、それだけを使って作られたテーブルの事をいいます。

(住宅を作る時に無垢といえば、丸太から切り出したそのものの材料だけをいいますが、家具の場合は、小さな(細い)板を貼り合わせて大きくしたもの(=集成材)も無垢材と呼ばれます)

ではダイニングテーブルで無垢材の他にどんなのがあるのかというと、

  • 突板
  • 化粧合板

などになります。

突板(つきいた)

まず芯材と呼ばれる安い木の角材や、木の繊維を圧縮したボードで、必要な大きさの板の形を作ります。

そして、天然木を薄くスライスしたシートをベニヤ板に貼り付け、それを芯材で作った枠組みに貼り付けたものを天然木化粧合板と呼びます。

また木の繊維を圧縮したボードに貼り付けたものは天然木化粧繊維板と呼びます。

つまり板の中身は本物の木ではなく枠組みだけだったりしますが、表面には薄いシートになった天然の木が貼り付けられたもの、これを突板といいます。

合成樹脂化粧合板

こちらも突板同様に、中身は芯材で、ベニヤ板の表面に木目(あるいは黒や白)がプリントされた、合成樹脂のシートが貼り付けられたものです。

つまり、木目に見えても表面には天然木が使われていない、というタイプ。

ちなみに、ベニヤ板ではなく、木の繊維などで作られたMDFと呼ばれる素材にシートを貼り付けたものは、合成樹脂化粧繊維板といいます。

他には、白や黒のテーブルに多いのですが、MDFなどの素材を板状にして、白や黒などの塗料を装したものなどもあります。

無垢材のテーブルもいろいろ!

天然の木を板にして使っているものが無垢材であり、一般的には突き板よりも無垢材の方が値段は高くなりますが、中には突き板よりも安い無垢材というのもあります。

よくネットなどで、やたらと安い「天然木、無垢材使用のテーブル!」というのを見かけませんか?

これは単純に安い木を使っているからです。
(ラバーウッド=ゴムの木、など)

他には家具では集成材も無垢材と呼ぶと書きましたが、やたら集成しているテーブル(小さな材料をたくさん貼りあわせている)の場合、大きな板材と違い小さな余った材料を使えるので、テーブルが安くなる場合も。

無垢材のダイニングテーブルのメリット

まずは無垢のテーブルならではのイイところから。

質感が良い

個人的に無垢材のテーブルでの1番良いトコは、質感の良さだと思ってます。

実際に触ってみたときの肌の当たりもそうだし、見た目からの木材本来の柔らかさや温かみが無垢材からはすごく伝わってきます。

最近では、何かと無機質な材質の物(電化製品など)が増えた部屋の中で、落ち着きを与える質感であることは間違いないでしょう。

経年変化が楽しめる

テーブルというのは年数が経つにつれて、必ず傷や汚れ日焼けといったものが付いてきます。

ところが無垢のテーブルの場合には、それらの傷が味わいとなり風合いや雰囲気を出してくれるのです。突板などでは深い傷だと下地が見えてしまったり、化粧合板などでは傷はただの傷以外の何物でもありません。

壊れる、壊れないという事とは別の次元で長く付き合っていく事ができると言えるかもしれません。

丈夫

なんてったって、木の板です。いくら何枚かの木を繋ぎあわせているからといって、まず割れません

そして突板や化粧合板だと表面に素材を貼り付けているので、はがれてくる可能性も無くはないんですが、そんな心配も無垢材では必要ありません

修理が可能

簡単では無いですが、ちょっとした傷やへこみに関しては無垢材であれば修理は可能です。ただし、失敗して余計にひどくなる事もあるので、必ず自己責任でお願いします。

修理の方法としては、「テーブル 傷」、「テーブル 修理 アイロン」などで検索すれば色々と出てきます。

ですが、あくまで自己責任で!
(実際に家具屋さんで働いてた時に、上手くいく事もあれば、たまに余計ひどくなる事もあったので…)

無垢材のダイニングテーブルのデメリット

そして後悔しないために知っておきたいデメリット。しっかり見ておいてください。

傷に強い訳ではない

無垢のテーブルは丈夫と書きましたが、だからといって傷に強いという訳ではありません。

結局、材質は木なので木よりも硬いもので強い力がかかれば傷つきますしへこみます。

そんな中で木の種類によっては、硬い、柔らかいがあるので、傷が付きにくい素材というのはあります。
(よく使われているものなら、楢材(オーク材)とか)

ただ付きにくいだけで、傷が付かない訳ではありません

逆に強度の高い塗装や樹脂のシートなら、MDF(木材の繊維でボードを作ったもの)の方が、無垢のテーブルよりも傷に強い、という場合も。

木の種類よりもどんな塗装をしているかの方が、強度面では重要という事もあります。
(無垢のテーブルでは、質感を活かすためにオイルを塗っただけ、なんてのもあるんで)

重い

重いです。

木の塊なんで間違いなく重いです。

突板などでは芯材で天板の形に組んで、表面に加工したベニヤ板を貼っているので中身が空洞の部分もあります。その分重さの面では、かなり違う場合も。

そこが無垢材の重厚感に繋がっているんですが、掃除などを考えると、デメリットと言えるでしょう

反ってくる可能性がある

天然の木材というのは、わずかですが水分を含んでいます。そして周りの湿度に合わせてさらに水分を吸ったり、吐き出したりしています。

このため「木は呼吸をしている」と言われる事も。

ただこの時に水分の増減により体積の変化もあって、若干ですが木が伸縮します。そのため木材が反ってきたり、ひどいと割れが起こる場合もあります。

もちろん、それなりの(価格の)テーブルになると、反りを止めるためのパーツが取り付けられていたり、製品にする前の木材の中の水分量を適切に管理しているので、反ったり割れたりは非常に少ないと思います。

ただ、その可能性がある事は知っておくべきでしょう

ちなみに集成材の場合、1枚当たりの材料の面積が小さいので反りにくいのですが、一枚板のテーブル(繋ぎ合わせていない、丸太から切り取ったままの板を使ったテーブル)の場合には、面積も広く、水分の管理をしていても反ってくる可能性はかなり高くなります。

(店に置いてた一枚板のテーブルは、よく反ってましたが、それも味わいという事で…)

継ぎ目がある

上に「集成しすぎなものがあるので、安い」と書きましたが、無垢材といえども一枚板のテーブル以外は何枚かの板を繋ぎ合わせています。

そして木には木目が模様のように入ってあり、繋ぎ目ではその模様が途切れてしまう訳です。

集成材でも繋ぎ合わす枚数が少なくて、しっかり作られたものならなんとなく木目を上手いこと繋げているんですが、小さな木をたくさん繋ぎ合わせたものなどでは木目がまったく合っていないので安っぽく見えてしまいます

その点、突板の場合には、木をスライスしたものを貼り付けると言いましたが、丸太を大根のかつらむきの様に削っていくので、継ぎ目がなく、出来上がりの木目だけでいうと、突板の天板の方がきれいに仕上がっている事が多いです。

値段が高い

無垢材というのは天板すべてに木材を使っているので、同じ材質の木を使った無垢と突板のテーブルを比べると当然値段は高くなります

また同じ集成材と言っても、どのくらいの大きさの板をくっ付けているかで値段も変わってきます。

1枚のテーブルを作るために貼り付ける枚数が少ないほど、1枚ごとの板は大きくなり、値段も高くなっていきます。

手入れが大変なモノも

無垢材といってもいろんなタイプがありますが、なかには良い材木を使って塗装も木の質感を生かすためにオイルなどで最低限の塗装をしただけ、といったテーブルがあります。

もちろんお値段はそこそこします。

そんなテーブルになると、値段は高いけどいろいろと手入れが大変になってきます。

普通のテーブルよりも熱や傷を気にしないといけなかったり、オイルをこまめに塗ってあげないといけなかったり

逆に、ラバーウッドなどのちょっと安めのテーブルでウレタン塗装されてるモノの方が手入れを気にしなくてよかったりする場合も。

革靴や時計みたいに、本物になると手入れが大変になるのと同じ感じです。

それが良かったりするんですが、「そんなの面倒!」という人は、しっかり塗装されたものを選ぶようにしましょう。

無垢のダイニングテーブル まとめ

無垢だからといって、良い点ばかりではない。

傷もつけば反ることも。

重いし木目も合わないし、値段も高い。

それでも、個人的には絶対に無垢のダイニングテーブル!

ずっと使うなら、あの質感は外せません!!

↓無垢だけじゃないですが


 

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  他にもダイニングテーブルの材質についての記事をまとめています。


 

ダイニングテーブルを探すなら見るべきサイト

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