「キャスターのついたテレビ台ってどうなの?」
「動かせるテレビ台のメリット・デメリットは?」
「あとから自分で取り付けられる?」
よくテレビ台の脚の部分にキャスターがついてるものがありまよね。
あると便利な気もするんですが、キャスター付きのテレビ台のメリット・デメリットについてまとめてみました。
あと自分で取り付けることについても思うところを書いてます。
キャスター付きのテレビ台のメリット!
まずはキャスターが付いていることによるメリットから。
テレビ台が動く
当たり前です。
動かすためにキャスターが付いているので。そしてキャスターが付いていないテレビ台というのは、動かすのがとても大変。
テレビ台だけならそれ程でもないですが、「テレビを置いている+中にいろいろ収納している」ために重量がかなりあるので、大きなテレビ台になると本当に大変です。
掃除が楽になる!
掃除に関してでいうと、1つめはキャスターが付いていてテレビ台を移動させる事ができるので、当然テレビ台の下を掃除するのが楽になります。
もう1つは、毎回移動させないでもキャスターの高さの分だけテレビ台の底の板が浮いているので、その点でも掃除がしやすいといえます。
テレビの裏側は色んなコードが密集していて、ホコリなどが溜まると危ない、ということもあり、掃除がしやすいというのは最も大きなメリットでしょう。
配線が楽
そしてあまり機会は少ないと思うのですが、テレビやAV機器などの配線をつないだりするときにも動かせると楽です。
デッキ類の買い替えの時とか。
見やすい場所、角度に移動できる!
キャスター付きで移動ができるという事で、見る位置(部屋)によって置く場所を変えられる、というメリットがあります。
また家具の配置によっては、同じ部屋の中にいても、見る角度が変わる(ソファとダイニングテーブルなど)という事もあり、そんな時にテレビ台ごと角度を変える、という対応もできます。
大型のテレビを置いていて頻繁に動かすというのは、ちょっとしんどいかもしれませんが。
あと角度だけなら、回転台を置くという手もありますが。
キャスター付きのテレビ台のデメリット!
そしてキャスターが付いていることによるデメリットです。
テレビ台が動く
当たり前です。動かすためにキャスターがついてるので。
ただそのために大きなデメリットとなることが結構あるんです。例えば子供が押しただけでも簡単に動きます。危なくないですか?
「キャスター付きだけど必要な時以外は動いたら困る」という人のために、キャスターのストッパーも売ってるので、見た目は悪くなりますが使ってみるのも一つの手かも。
他にもキャスターが動くゆえのデメリットはいろいろありますが、気になるのは次の「床に傷」問題でしょう。
床に傷がつく!
キャスターは車輪が回転して動く物なので、傷なんかつかないと思われがちです。
ただ1回動かしたぐらいでは大丈夫かもしれませんが、ずっと使っていると傷がつく可能性は十分にあります。
通常キャスターの数は、1台のテレビ台に対して4~6個程度だと思いますが、それだけの数に全ての重さ(テレビ+テレビ台)が分散されてかかっています。それが床の上で動く訳ですから、傷が付くのも当然です。
傷が気になるなら、動きが悪くなったり完全に傷を防ぐことができない場合もありますが
- 薄手のラグ
- クッションフロア
- チェアマット
などの対応は必要です。
楽天とかで探したら、いろいろ出てきます。
ちなみに一度ついてしまった傷というのは補修が難しいです。
いろんな補修グッズもありますが、完ぺきに目立たなくするのにはかなりの技術が必要になります。
キャスターが壊れる!
キャスターには土台がスチールでできた、ゴム性の物や、全部がプラスチックの物があります。
プラスチック性のタイプは、小さく軽めで、ちょっと安めのテレビ台に付いてる事が多いんですが、テレビ台が軽いからといって、意外と簡単に壊れます。
「えっ、こんなすぐ壊れる?」っていうぐらいの事もあります。
(多くは重すぎたり、入れすぎたり、動かしすぎたりですが)
特にキャスターの本体への取り付けが、ネジ式ではなく差し込み式の物には十分注意が必要です。
ちなみにゴム性のキャスターの場合、ゴムの材質と床の塗料の相性によるものなのか、床の色が変色してしまう場合があるので、その点も注意が必要。
もし壊れてしまってキャスターを取り替える場合には、必ず本体に取り付ける部分のサイズや取り付け方法を確認しましょう。
じゃないと取り付けられない場合があります。
(全く同じものが見つかればいいんですが、なかなか難しいです)
そんなには移動できない!
上のメリットで移動ができる、と書きましたが、動かすには当然コードが邪魔になります。
長めのコードを繋げていればその分動かすことは可能ですが、実際には移動する度に、そこまで長いコードを引きずっていったり、いちいちコードの抜き差しをするのも現実的ではありません。
角度を変える程度ならいいのですが、移動ができるからとキャスター付きにするのは、よく考えた方が無難です。
地震の時など安定が悪い!
キャスターが付いてる時点で、普通よりも動かしやすくなる訳で、当然安定感は悪くなります。
地震があるとすぐにスーッと動いてしまう、とまではいかないかもしれませんが、キャスター部分はクルクル回るので揺れに応じてテレビ台も揺れてしまいます。
キャスターにはロック機能が付いている物がほとんどですが、全く動かないようにピタッと止められる訳ではなく、ロックしていても揺すればグラグラ動きます。
安定感を求めるならキャスター付きというのは、デメリットになるでしょう。
ちなみにテレビ自体に転倒防止の対策ができるグッズも。
カッコ悪い!
そしてキャスター付きのデメリットとしてあげたい、個人的な意見がコレ。
見た目が悪くなる場合が多い気が。
まれにキャスターが付いているからこそ、カッコいい!というモノもありますが、多くの場合は普通の脚(本体のデザインや材質に合わせたもの)の方がカッコいいと思うんですけど、どうでしょう?
テレビ台のキャスターを後付けするのはやめときましょう
ちなみにですが、テレビを購入後にどうしてもキャスターを取り付けたくなる人もけっこういます。
ただ個人的にはやめといたほうがいいかと。
キャスターがついてないテレビ台というのは、当然のことながらキャスターを取り付けるような作りにはなっていません。
ホームセンターでキャスターと木ねじを買ってきて、固定したらいいだけと考えてる人もいるかもしれませんが、キャスターを取り付ける部分に心材が入っているとは限りません。
もし芯材のないところだと薄っぺらのベニヤ板に固定することになり、とても危険です。
重さによって簡単にキャスターが取れてしまうことにもなりかねません。
ある程度技術や知識があるなら自分で取り付けてみてもいいと思うんですが、少なくとも今ここに書いてる心材があるかどうかとか、などについて「何を言ってるかわからない」という場合にはやめておいたほうが無難かと。
キャスター付きのテレビ台のまとめ
キャスターが付いたテレビボードは、掃除が楽になる、といった利点はあるんですが、脚付きのテレビ台でも下は掃除できます。
こんなのとか。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/receno/wiryn-tv150/
- 床が傷つく
- 安定が悪い
- カッコ悪い(個人的な意見)
という事を考えると、あえてキャスター付きにする必要はないんじゃないかと。
(ついでに! どうしても動かしたいならキャスターなしでも、家具用のフェルトを裏に貼っといて滑らす、という手もあり。(こっちの方が傷つかないかも)ただテレビの転倒には気を付けましょう!)
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