【座り心地の良いダイニングチェアの選び方】ポイントはココ!

ダイニングチェア 座り心地 ダイニングテーブル

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「座り心地の良いダイニングチェアってどんなの?」

「ダイニングチェアの選び方が知りたい!」

ダイニングチェアを探すとき、部屋に置くインテリアとしての見た目は大切ですが、それ以上に重要なのが、座り心地。

座るための家具なので当たり前の話ですが。

ダイニングチェアの座り心地について、ちょっと考えてみました。

ダイニングチェアの座り心地を左右するのは?

高さ

まず大事なのが、椅子のサイズです。その中でも重要なのが座面の高さ

座り心地を考えるなら、絶対に慎重に選ぶことをお勧めします。

一般的に最適と言われる椅子の座面の高さは、40㎝のプラスマイナス2㎝程度です。

実際にダイニングチェアの高さは、この間になっている物がほとんどなんですが、それでも物によって3~4㎝程の幅があるわけです。

当然座る側の人は身長も違えば、足の長さも違う訳で、それらの中からさらにぴったりの物を選ぶべき。

低すぎると座っていても足が窮屈になるし、高すぎて足が届かないと、疲れたり、足を付けるために座面の前の方に座ることになって、姿勢が悪くなったりもします。

家族みんなでぴったりの物というと難しくなりますが、必ず1度座るか、サイズをしっかり確認して選ぶようにしましょう。

その時にはたとえお店でも、必ず靴を脱いで普段の使用時と同じ状況で確認してください。

座面

次に大切なのが、体に実際に触れる部分となる座面です。座面には大きく分けると、

  • 板座のタイプ
  • クッション材を使ったタイプ

があります。

板座とは、その名の通り座面が木の板だけで出来ているもので、見た目のナチュラル感は良いんですが、クッション性がないので(クッション材を使ってないので)、おしりが疲れたり長時間座るのには適していないかも。

結局座布団を敷いて使ったり、という事も多いようです。

クッション材としては、

  • ウレタン
    スポンジのようなフワフワした素材。物によって硬い柔らかいや、耐久性の有る無しがあり、その良し悪しが価格に反映されます。  
  • 布バネ
    ゴムを混ぜこんだベルト状の布を、格子状に編み込んだものを座面に使ったタイプ。耐久性などは鋼製のものよりも落ちますが、椅子を軽く、そして安く作れます。  
  • Sバネ
    鋼製のバネが連続したS字状(波状)になっているもの。バネの形状が平面で厚みが出ないのに、耐久性があります。弾力性ではコイルスプリングより弱いです。  
  • コイルスプリング
    ベッドのマットレスの中身のように、渦巻き状になったバネを並べて繋げたものを使った座面(もちろんベッドほど分厚くはない)。弾力性に富み、耐久性も有るけれど、値段が高めの場合が多いです。

これらのクッション材(他にもありますが)を組み合わせて座面が作られています。

一般的にバネを使ったものだと弾力のあるものが多いんですが、バネによって、そして使われているウレタンなどの種類によって硬い柔らかいはそれぞれです。

人によっては沈みすぎる椅子が苦手、という場合もあるでしょう。

できれば実際に座って確認したいところです。

背もたれ

背もたれについては、クッション性というよりもサイズの面での、ずばり高さがどうかという事です。

特に背もたれの高い椅子はハイバックチェアと呼ばれることもありますが、背もたれは低いよりも高いものの方が体をしっかり支えてくれるので、座り心地としては良くなります。

ただ背もたれの高い椅子では、座り心地以外に欠点もあるので、注意が必要。

ハイバックチェアの弱点!

  • 圧迫感が出る
    椅子というのはテーブルよりも、背もたれが高い位置にくるので、ハイバックチェアは、部屋に置いたときに圧迫感を出してしまいます。
  • 重い
    背もたれが高い椅子は、その分たくさんの材料を使っていて、また安定させるためにもしっかりとした作りの物が多く、持ち上げたりするのが重くなる場合も。

ただ背もたれの低いものだと腰の少し上ぐらいまでしか当たらないという場合もあり、「座り心地としては物足りない」という意見も多く聞かれます。

デメリットも考慮して選びたいところです。

張り地

座面などの張り地には、

  • 本革
  • 合成皮革(ソフトレザーなど)

といった素材があります。

張り地が直接座面の硬い柔らかい、といった座り心地を左右することはないんですが、肌のあたり、触り心地でいうと、布張りが一番でしょう。

ただ弱点として汚れに弱いという面もあるので、カバーリングタイプ(取り外しができて、ドライクリーニング可能なタイプ)や、別でカバーを用意するという方法も。

「ダイニングチェアの汚れには、カバーをするのが1番なんだろうか。」

合成皮革などは今まで使ったことがある人ならわかると思いますが、やや滑るのでしっかり足が付いてない状態で座っていると、ずれてきてしまう感じになります。そのあたりも注意が必要。

本革の座面は「汚れる事が多いダイニングでの使用には、あまり向いていないんじゃないか」というのが個人的な意見です。

肘置き

肘置きがあるかどうかは、食事をしている最中などではそれほど関係ないんですが、椅子に座ってくつろいでいる時の腕(肘)の収まりが良くなります。

座り心地を良くするためには、あっても良いでしょう。立ち上がる時の補助としても使えるので。

ただ欠点としては、

  • 幅が大きくなる
  • 重くなる

といった事があげられます。

特に幅については、テーブルのサイズにゆとりがない場合、邪魔になりがちです。
(特に4本脚のテーブルだと使いにくいかもしれません)

ダイニングチェアの座り心地 まとめ

1番大事なのは、自分に合ったサイズ(特に高さ)かどうか。

もう1つは座面のクッション性。

硬い柔らかいだけでなく、耐久性も考えたいところです。すぐに座り心地が変わっては意味がないので。


 

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