「ソファは脚付きと脚なしのどっちがいいの?」
「脚付きのメリットやデメリットは?」
「脚なし(床置き)ソファのメリットは少ない?」
ソファの脚が付いてるものと、ついてないタイプのどちらがいいのかで迷っていませんか?脚が付いてる事のメリットやデメリットについて考えてみました。
あと脚を後付けすることについても書いてます。
ちなみにソファに脚が付いてるかどうかの話なんですが、厳密にいうと、全く脚が付いてないソファというのはありません。(クッションだけのイスは別ですが)
脚が付いてないように見えるものでも、1㎝くらいの厚みの、円形や長方形のプラスチック製の脚が付いてます。
なので、ソファの底が床にベターっとくっついてる事はありませんが、このようなソファは脚が付いていないタイプとして話をすすめていきます。
ソファに脚が付いてることのメリット
ソファには絶対に脚が付いてたほうがいいと思う理由をいくつかあげてみました。
見た目が軽くなる
正面や横からソファを見たときに、脚付きだと床までべたーっとしてないので、見た目にも(実際の重さもですが)軽い印象を受けます。
ソファというのはただでさえサイズが大きく、リビングの中での存在感が半端ありません。
できるだけ軽く見えた方が、部屋の印象もスッキリします。
掃除がしやすい
脚の長さにもよるんですが、せめて掃除機を使えるぐらいの高さがあるかどうかで、掃除の手間がとんでもなく変わってきます。
ソファは大きいです。そしてなかなかの重さがあります。
それを動かすのは意外としんどいものです。
「ちょっと動かして掃除機をかけるだけじゃ?」なんて思ってる人、掃除を自分でしてませんね!
毎日とはいわないまでも、掃除のたびにソファを動かすのは重労働です。
(それに傷も付いてしまうし)
掃除の事を考えたら、絶対に脚付きです。
ちなみに、そうはいっても動かしたい場合もあるでしょう。動かしやすさを求めるなら、床への傷つきにくさも考えて、家具用のフェルトを貼るのがおすすめです。
湿気が溜まらない=カビやダニへの対策
あまり気にしないかもしれませんが、脚が付いてるとソファの下と床の間に隙間が空くので、湿気が溜まりにくくなります。
通気性がいいので。
湿気が溜まりやすいからといって、脚なしソファや床にすぐカビが生えるかどうかは環境によりますが、可能性はあります。
またソファの内部に、湿気が溜まってしまう可能性も。
もちろん脚付きにしたら絶対にカビが生えない、という事はありません。
ただ家具を置く場合、カビやダニの事を考えて少しでも通気が良いに越したことはないかと。
部屋が広く見える
ソファの座面というのは、脚が付いてるからといって高くなるわけじゃなく、だいたい40㎝前後です。
つまりソファ自体の高さが、脚があるかどうかは関係なく部屋への圧迫感を左右しません。
ただ脚が付いたソファの場合には床の見える面積が広くなるので、部屋が広く見えるという事はいえます。
おしゃれ
個人的な意見にはなりますが、脚が付いてる方がソファは圧倒的におしゃれだと思うんです。
脚の太さや色、長さなどによってソファをデザインすることができ、結果としておしゃれなソファが多くなる、という感じでしょうか。(そうでないのもありますが)
また、木製の脚と布(ファブリック)の組み合わせが相性よく、そう感じさせる部分もあるでしょう。
ソファに脚が付いてることのデメリット
ちなみにデメリットかなぁ、と思う部分も。
座面のクッション性
脚が付いてるタイプ、特に長い脚のものの場合、座面の厚みが少なくなるのでその分
- クッションの厚みが薄い
- バネが入っていない
など、座面のクッション性が少なく硬いタイプもあります。
ただコレに関しては、脚付きのソファすべてに当てはまるわけじゃなく、そういったのもあるということなので、それぞれ確認が必要です。
安定感
ソファを使っていていきなり脚が折れるなんて事はなかなかありませんが、見た目の安定感は脚の無いタイプの方があります。
また使っていくうちにグラグラしてくるといった心配も、脚が無ければ不要とはいえます。
モノが入る
脚の付いたソファは、べつに下の部分(床との間)が収納になっている訳ではないんですが、つい物を置いてしまっているのをよく見かけます。
片付ける場所が無かったのでつい、という感じでしょう。
まぁ、本人次第ですかデメリットといえなくもありません。
(メリットと思ってる人もいそうですが)
脚なしソファのメリットは微妙
よく「ソファは脚付きか脚なしか」といったページで、脚なしの方が
- 重さを分散できる
- 畳に跡がつきにくい
- 床を傷つけない
- ほこりが溜まらない
- 掃除が楽
といった意見を見かけます。でも、
そんなことはありません!
脚なしのソファを見たり使ったりしたことがあればわかると思うんですが、最初に書いたように脚がついてないように見えても、ソファの底の部分には4~6個くらいの小さな脚(プラスチック製が多い)がついてます。
(床置き、フロアソファと呼ばれるタイプの中には、ベターっと床にくっついてるモノもありますが)
もちろん脚なしソファでも、量の違いはあれどホコリは溜まります。上にも書いたように、脚が短いのでソファをどけないといけなくなり、面倒です。
もちろん脚なしソファにも
見た目の重厚感
といったメリットはあります。
なので、しっかりメリットやデメリットを比較してみてください。
後付けでソファに脚をつける?
では脚があるほうがいいからと、脚の付いていないソファに後付けでつけるのはどうなのか、についてです。
あとから取り付けるのは難しい
ちなみに、「やっぱり脚がついてたほうが良さそう!」という事で脚の付いてないソファにあとから取り付けたい、という人もわりといてます。
ただしそれは、なかなか難しいんです。
そもそも脚というのは、ソファの本体にネジで固定したりする訳ですが、土台がもともと脚を付けるようになっていなければ、素人では加工がかなり難しいです。
そもそも高さも変わってしまうし。
付け替えならまだマシ
もともと付いてる脚を他の長さのモノに変えるというのであれば、それほど難しいことはありません。
ただしちゃんと使える脚を探すのが大変です。
注意点としては、
- 取り付け方法が同じモノを探す
(ネジの数や取り付けの幅、など) - ネジの長さが同じ脚を探す
(長すぎると最後まで締まらない) - ネジの太さが同じ脚を探す
(違うとスカスカではまらない) - ネジの山のピッチ(ギザギザの幅)が同じ脚を探す
(違うと途中で止まる)
といったトコでしょうか。
(他にもあったらすみません)
取り替える場合は、慎重に脚を選び、あくまで自己責任でお願いします!
家具屋で働いてた時も、別のメーカーのを取り寄せて、いけると思ってた脚が取り換えられなかった…、なんて経験もあったので。
楽天とかでも脚だけで売ってますが、ちゃんとサイズを測る自信がない人は絶対にやめた方がいいです。
あくまで自己責任でお願いします。
脚をとるときの注意点
ちなみに「脚をとりたい」という場合もあるでしょう。ロータイプとして使いたいとか。
ほとんどの場合はネジを外したり、脚をクルクル回したら外れます。
ただし
- 外した後のソファのがたつき
- ソファについてる金具による床への傷
といった事に注意しましょう。「脚を外しても使えます」といったタイプだと大丈夫なんですが、たまに見かけます。
ロボット掃除機(ルンバとか)とソファの脚の関係
ちなみにルンバとかのロボット掃除機を使うなら、床からソファの底までは10㎝あればだいたい大丈夫みたいです。
最新のだと、もっと低くても大丈夫というのもあるらしいんですが、ちょっと余裕をみといた方が無難な気はします。
ソファによっては、床からの高さが手前と奥で違ったりするのもあるので。
コレも必ず確認してくださいね!
ひょっとしたら10㎝ではダメなものもあるかもしれないので。
脚つきソファのまとめ
ちなみに脚付きのソファは床に傷が付きやすい、とかいわれますが、脚がないと思われてるソファも見えないだけで、小っちゃな脚が付いてます。
和室ならへこみます。
じゃあ、あとは見た目と便利さだけ。
見た目がおしゃれで、掃除も楽!
座り心地に問題なければ、間違いなく脚が付いたソファだと思うんですが、どうでしょう?
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