「白いソファの汚れってどうなの?」
「掃除はどうしたらいい?」
白いソファは清潔感があるし、いろんな家具やスタイルに合わせやすいのがいいところ。
ただ、汚れが気になりませんか?
家具屋で働いてた時も、ずいぶん苦労しました…。
白いソファの汚れにの原因や対策、掃除のときに気をつけたいことと、こんなのが良いんじゃないのかなぁ、というソファを選んでみました。
白いソファが汚れる原因はコレ!
食べ物、飲み物
1番分かりやすいのは、食べてる物や飲み物などをこぼしたとき。
小さな子供がいれば日常茶飯事ですが、そうでなくても、ついこぼしてしまう事も。
しみになりやすいもの(しょうゆやコーヒーなど)も多く、白いソファでは少しの汚れでも目立ってしまうので、気付いた時にはできるだけ早めの処理を。
早ければ早いほど取れやすいので。
手あか
使っていると、知らぬ間に黒ずんでくるのがこの汚れ。
特に汚い手で触ったという訳ではなくても、日々の生活の中で徐々にではあるけど確実にソファを汚していく存在。それが手あかや皮脂汚れです。
本革張りでは表面に凹凸があります。動物の皮膚なので当然で、自分の肌を見てもらっても分かると思います。
合成皮革の場合も本革のような素材感を目指して作ってるので、表面は同じようになっている物が多いです。
そして手あかなどの皮脂の汚れは、表面のへっこんだ部分に溜まっていきます。
そのためさっと拭いただけでは、凹凸の出っ張ってる部分の汚れしか取れずに、溝の部分がどんどん黒ずんでいきます。
ジーンズ
意外と知らずに、汚れがついてしまってから後悔するのが、ジーンズによる染み。
ジーンズというのは染めて着色してあるので、その染料がソファに付着してしまうことがあるんです。
全てのジーンズで座ったら青くなる、という訳ではないんですが、洗濯して色落ちしやすいジーンズや、汗、雨などによって濡れた(湿った)状態で座ったりするなどで、色が付きやすくなります。
もともと染料で付いてしまうと簡単には取れないので、汚れてから取るのではなく、汚れが付かないように、ジーンズで座るのは気を付ける必要があります。
(もちろん白以外のソファでも付くんですが、薄い汚れでもすごく目立ちます)
掃除がいい加減
当たり前の話ですが、ソファはどんな色でも同じように汚れます。
問題はその汚れが目立ちやすいかどうかということで、白のソファは最も目立つ色ということ。
で、拭き掃除などをするわけですが、「いい加減」と書いたのは、中途半端にやると余計に汚れが目立ってしまうからです。
白いソファが汚れてくると、最初はアイボリー(オフホワイト)みたいな色になり、次にパッと見ではグレーやベージュかな?ぐらいに汚れていきます。
一部だけがきれいになると汚れがさらに目立つ
そこで拭き掃除をしたときに、一部分だけ頑張ると、異様に白く綺麗になってしまい、汚れている所との違いがすごく分かりやすくなったり、綺麗な所と汚れた所がムラになったりしてしまいます。
つまりやるならトコトン、全体を均一に徹底的に掃除する必要があります。
白の場合、もともとが明るく綺麗な色なので、中途半端に一部だけ綺麗にするくらいな、ちょっと薄汚れてる方が目立ちません。
白いソファの汚れ対策はこうする!
対策というか、白のソファが汚れるのは宿命です。掃除をするか白をやめるかしかありません。
結局、こまめに掃除
ソファの汚れは、表面のへっこんだ溝のようになってる部分(表面の凹凸)に溜まっていきます。
そこに溜まった汚れが放置されて、取りにくくなっていきます。
ただ、溝に溜まるといっても時間が経っていなければ取れやすいんです。
(家具屋で働いていた時の経験)
つまり面倒だけど、こまめに掃除をするしかないんじゃないかと。
アイボリーやベージュにする
そんなに頻繁に掃除をしてられない、という場合には、真っ白のソファは諦めましょう。
汚れが目立つのは間違いないので。
ただ白系統のアイボリー(オフホワイト)や薄いベージュなどでも、白のソファと同じイメージの部屋は作れます。
もちろん汚れますが、真っ白と比べたらですが目立ちにくくなります。
カバーをかける
あとはソファカバーをかけるという対策。
探したらわかると思いますが、意外といろんなタイプがあります。
ただ、そのソファ専用のカバーでないと、どうしてもシワができてしまったり見た目の悪さがあったり。
そのあたりはソファカバーのデメリットになります。
カバーリングタイプを選ぶ
カバーリングタイプとは、布製のソファに多いんですが、もともと本体と別にカバーをかけて使うようになっているソファ。
上に書いた「カバーをかける」という対策と決定的に違うのは、もともとカバーをかける前提でつくられたソファとカバーなので、サイズがピッタリで、見た目もきれいな点。
そんなカバーリングタイプで、白の別売りのカバーを数枚購入しておいて(廃番になって手に入らなくなる可能性もあるため)、洗濯(主にドライクリーニング)しながら使っていく、という手も。
白いソファを掃除するときの注意点はココ!
白のソファは汚れます。間違いなく。
で対策なんですが、けっきょく
- 掃除するか
- 他の色にするか
- カバーをかけるか
くらいしかありません。
そんななか、このページで白のソファについて一番言いたかったことがコレ。ソファの掃除で気を付けたいポイントです。
ソファの目立たないところで
ソファ専用やそれ以外にもいろんな洗剤やクリーナーがあります。
どれを使うかは人それぞれでしょうが、必ず使う前に目立たないところで試してみましょう。
しかもちょっと付けてみるとかではなく、ゴシゴシ擦って大丈夫かを確認して下さい。
ソファを拭くときというのは、最初はそうでなくても汚れが取れないと力が入ってしまうもの。
洗剤やグッズによっては、表面の色をはげさせたり、変色させたりするものもあるので、目立たない場所でしっかり確認しましょう。
楽天などでも「ソファ 汚れ」などで検索すると、本革用や合成皮革用などいろんなクリーナーがヒットします。
なかには正規品と記載されたものもありますが、それらを使用する場合にも必ず目立たない場所(極端に言うと剥げても大丈夫な場所)で、一度確認してみてください。
詳細はソファごとに確認するのが1番
ソファのお手入れ方法というと、いろんなサイトでたくさんの方法が説明されてますが、1番確実なのは家具屋さんやメーカーさんに確認してその方法でケアすることです。
当たり前の話ですが、革張りのソファはもともとそんな色をした革という事はなく、着色されてます。
合皮の場合も簡単に言ったら布に色を塗ってるようなもの。
そしてやり方を誤れば、
- 色はげ
- 変色
など、よりひどくなります。
激落ちくんも要注意!
よく激落ちくんなどの、「メラミンフォームのスポンジを使うと汚れが落ちる」なんてのをネットの情報で見かけます。
実際に家具屋で働いてたときにも使ってましたが、あれは研磨剤と同じで、表面を擦って汚れを浮かせています。
スポンジなので柔らかく感じますが、実はなかなかの強度を持っていて、調子よく擦っていると色がはげてきます。(何度か経験あり…)
そもそも革には使うな、となってますが。
このような例は極端かもしれませんが、革張りでも革の種類や染め方、染料の種類は違います。
ソファの素材はいろいろ
合皮といっても、主なものは塩化ビニールレザー(PVC)やポリウレタン(PU)などですが、それ以外にも使われてるものはあります。
いろいろな種類の素材があるのに、「ソファのお手入れにはコレ」みたいなのを信用しきってしまうのは危険。
責任のあるメーカーや販売店に確認するのが1番です。
白のソファのまとめ
白いソファはどんなスタイルにも合わせられ、とにかくキレイ!
ただし汚れが問題。
結局はこまめに掃除するしかないのかなぁと。
ただ白が好きなら、その手間を掛ける値打ちがある色です。
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