「カーテンの長さってどれくらいがいいの?」
「床からの長さの目安は何cm?」
カーテンを選ぶときって、いろんな事を迷いませんか?
色や柄、素材や質感。
ただそれらを考える前にまず決めないといけない1番重要なのが、サイズです。
そこを間違えるとどうしようもありません。
家具屋さんで働いてた時も、いろいろ質問されました。
ここではサイズの中でも悩みがちな、長さ(丈)について目安や測り方などをまとめてみました。

カーテンの長さの決め方は?
カーテンの長さの測り方や、サイズの目安、決め方についてです。
窓の長さを測らない!
カーテンを買うときには、どのくらいの大きさのモノが必要か、サイズを測らないといけません。
当然です。
ただしカーテンは窓にかけるからといって、窓の大きさを測って決めるものではありません。
カーテンのサイズは、カーテンをかけるカーテンレールを基準に測る必要があります。
カーテンレールのランナーの下から
ではカーテンレールのどこから測るか、です。
レールの上?下?真ん中?
正解は、カーテンレールのランナーの下!
ランナーとは、カーテンのフックを引っかけるために輪っかになってる部分のこと。
そのランナーの1番下から測るようにします。
そして、そこからカーテンが必要な場所までの長さを測る必要があります。
どこまで測るかは窓の種類によって違う
では、どこまではかるか、です。
どこまで測るかは当然、窓が隠れるまで、なんですが、窓には大きく分けると2つのタイプがあり、それぞれに最適といわれる長さがあります。
掃き出し窓は床から1~2㎝
ほぼ床の辺りまで窓になっているタイプ。
ゴミをそのまま窓から掃き出せる所から、こんな名前になっているようです。
この掃き出し窓の場合には、床面まで窓があるわけなんで、当然、下までカーテンが必要です。
ただし床に引きずる感じになると、
- ホコリがつく
- 破れやほつれ
- 見た目が不細工
などの理由から、床面から1~2㎝離れるように測るのが理想。
またレースカーテンに関しては、見えるとカッコ悪いので、ドレープカーテン(厚地の部屋側に吊るしたカーテン)よりも、さらに1~2㎝短くするのがベストかと思います。
あえて床面にカーテンをつける人も
床から数センチ開けるというのが一般的なんですが、中には床にピッタリの長さにする人もいます。
そのメリットは、「外からの冷気を遮り中の暖かい空気を逃がさないため」です。
これはカーテンの持つ大きな機能であり重要な部分ではあるんですが、上に書いたデメリットも考えて長さを決めてください。
腰高窓
読んで時のごとく、窓の下側が腰の高さぐらいにくるタイプ。
長さの目安としては、窓の下よりもカーテンを15~20㎝程長くするのが、見栄えも機能的にも良いと思います。
見た目だけでいうなら、窓がきっちり隠れればいいんですが、あまりに窓と同じくらいの長さだと、
- 光が入る
- 保温機能が劣る
といったデメリットが出てくるので、ある程度の長さは必要です。
カーテンの長さを測るときの注意点!
他にカーテンの長さを測る時の注意点などを書いてみました。
窓の下に何もないか
腰高窓の場合には、プラス15~20㎝と書きましたが、それだと具合が悪い場合もあります。
1番は窓のすぐ下に、家具などを置いている場合。
それだと当然、家具に被さってしまうしホコリも付きます。
その辺りは実際の部屋の状態を考えて、臨機応変に対応しましょう。
出窓の場合は?
腰高の窓でも、出窓になったタイプってありますよね。この場合も注意が必要。
出窓でも完全に壁側にカーテンをくるようにするなら、腰高窓のように測ったらいいです。
しかし、出っ張っている部分(出窓の中側)に吊るす場合も多いでしょう。
そのときは、出窓の天井部分に取り付けたレールのランナーの下から、出窓のカウンター天板までの長さを測り、そこから1㎝マイナスしたサイズがカーテンの丈となります。
カーテンの丈が短いのだけはなんとしても避けて!
カーテンのサイズを測る上で、長さ(丈)というのはとても重要です。
(言うまでもありませんが)
幅はなんとかごまかしもききますが、長さがおかしいと、見た目や機能ともにカーテンの意味を無くしてしまいます。
そして1番まずいのが、短い場合。
まだ長いのなら、
- 裾上げテープ
- 安全ピンで止める
- 自分で切って縫う
など、なんとかなりますが(それも微妙ですけど…)、短いのだけはどうしようもありません。
長さが短いと、
- 見た目がめちゃくちゃカッコ悪い
- 光が入ってくる
- 保温性が悪い
と、良いことなんて1つもありません。
とにかくピシっとしたメジャーで、しっかり測りましょう!
カーテンによっては誤差がある場合も
オーダーカーテンではほぼないんですが、既製品のカーテンやモノによってはセミオーダーのモノでも誤差がある場合も。
チェックが必要です。
カーテンのフックがアジャスターフックであれば、数センチの調整はききますが。
カーテンの長さのまとめ
目安として活用してください。
- 掃き出し窓の場合
ランナーの下から床まで測り、そこから1~2㎝マイナスする! - 腰高窓の場合
ランナーの下から窓枠の下まで測り、そこから15~20㎝プラスする!
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