「ソファで食事ができるテーブルってどんなの?」
「ローテーブルで食事するときのポイントは?」
ローテーブルというと、コップやリモコンなんかをちょっと置くためのテーブル、という使い方が多いかもしれませんが、ご飯を食べるためのテーブルとして兼用で使いたいという人もいるでしょう。
ローテーブルで食事をするにはどんなテーブルがいいのか考えてみました。
食事にちょうど良いローテーブルの高さは?
ソファの前に置いたローテーブルで、食事もしようと考えた時に、一番大事になるのがテーブルの高さです。
テーブルの高さによって食事のしやすさが格段に変わってくるし、もし高さが合っていなければ、食事の姿勢が疲れます。
床に座ってローテーブルで食事
床に座って食事をするのに最適な高さというのは、30~35㎝ぐらいでしょうか。一般的な座卓(座敷机)に最も多いサイズであり、それが食事などをしやすい高さといえます。
高さ的にはこんな感じ。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/receno/wiryn-ct/
コタツだと40~45㎝の物がよくありますが、潜り込んだりする事を前提としてのサイズの設定なので、40㎝を超えてくるとご飯を食べる姿勢としては、高く感じる人が多くなるんじゃないでしょうか。
個人的には40cmを大きくこえるローテーブルでは、ご飯が食べにくいと感じます。
(私の背が低いのもあると思いますが…)
ちなみにソファの前に置くリビングテーブルの高さとしては、40㎝という設定のテーブルが多いので、よくあるリビングテーブルでは、ちょっと食事がしにくいサイズだと考えておきましょう。
(もちろん人それぞれの体型によりますし、座布団などを使うかどうかによって、最適なサイズは数㎝くらいは変わります)
ソファに座ったままローテーブルで食事
家具屋で働いていた時によく言われたのが、ソファに座って食べられるテーブル、というもの。
まず前提として言っておきたいのが、座った時にフワフワしてお尻が沈み込むタイプのソファではとんでもなく食事がしにくい、という事です。
ソファというのは基本的に椅子と違い、背もたれが後ろにもたれられる様に傾いてます。
なので座ったまま食事のために前傾姿勢をとるのがしんどい、プラスご飯を食べる姿勢としてはだらしなくなります。
ソファで食事をする、という場合には、できるだけ背もたれが直角に立っている物にしましょう。ちょっと何か食べる、とかなら良いんですが、毎日の食事に使っていると疲れるだけです。
で、そんな硬めの座面で背もたれがあまりもたれていないソファで食事するときに最適なテーブルの高さとなると、ソファ座面が40㎝として、テーブルの高さは60~65㎝というとこでしょうか。
こんな感じになります。
(すでにローテーブルではありませんが)
毎日普通に食事をするという事になると、この位の高さがないとしんどいと思います。いわゆるLDダイニングといわれるタイプです。
「ソファダイニングにはデメリットも!選ぶときはココに注意。」
高さを調節する
上に書いたような、高さが60~65㎝というと、かなり高いです。ダイニングテーブルより5~10㎝低いだけなんで。
そんな高さのテーブルがソファの前に常にあるのはうっとうしい、それでもソファで食事がしたい、という人に最適なのが、高さを変えられるテーブルです。
(昇降式テーブルと呼ばれるタイプです)
それだと商品にもよりますが、高さを30~70㎝ぐらいまで調節できる物もあるので、普段は完全なローテーブルに、食事の時にはダイニングテーブルに近い高さに、と変えられます。
ちなみに食事用ではない普通のローテーブルでも、高さは選ぶうえで重要です!
「ローテーブルで気にしないといけないのは、高さです!」
食事にちょうど良いローテーブルの幅は?
高さと比べると、食事をするのにちょうど良い幅や奥行きというのは、特に決まりはありません。必要な人数が座れる、あるいは食べられるだけのサイズがあれば良い訳なんで。
ただそうはいっても、ソファとのバランスというものがあります。一般的にですが、ソファの前にローテーブルを置く場合、ソファの座面と同じ幅か、それよりやや小さめくらいがよいでしょう。
実際に見た目のバランスはそのくらいがちょうど良いと感じます。
人数が多いからと言ってソファと同じ、あるいはソファよりも広い幅のテーブルは、たとえ実用的だったとしても、見栄えがカッコ悪いので止めときましょう。
またローテーブルの奥行きを考える場合、ソファとローテーブルの間なら、
- 足を伸ばしてゆったり座れるか
- 食事をする時に床に座れるか
ローテーブルとテレビの間なら、
- 歩くのに狭くないか
- テレビとの距離が近すぎないか
といった事を考え、人の動線も考慮する必要があります。
テーブルは大きい方が人がたくさん座れるから、という理由だけで普段の生活に邪魔になるようでは、意味がありません。
なので床で食事をするという前提で、幅を広くできるローテーブルを選ぶという選択肢もあるのかなぁ、と。
一人暮らしでソファテーブルで食事するなら
ちなみに一人暮らしでソファテーブルで食事する場合、どんなサイズがいいかについて簡単にまとめてみました。
一般的に、食事をするときに必要なスペースは、1人当たり
横幅×奥行きが60×40㎝。
「これだけあれが食事ができる」と言いたいところですが、ソファの前に置くとなるとちょっと小さくバランスが悪いかも。
なぜなら一人暮らしといっても、ソファを置く場合に1人掛けを選ぶ人は少ないと思うので。
(寝転がったりもできないし)
つまりソファの幅がコンパクトな2人掛けでも最低120~130㎝くらいはあります。なのでテーブルももう少し幅が広い方が見た目のバランスがよくなるんじゃないかと。
ローテーブルで2人で食事するなら
では、2人ならんでローテーブルで食事するときのサイズならどんな感じか、についてです。
上にも書いたように、食事をするときに必要なスペースは1人当たり横幅×奥行きが60×40㎝なので、2人で120センチくらいは必要ということ。
こんな感じ。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/receno/fam-kt-s/
(画像のテーブルはコタツです)
ただ、2人掛けソファだとすると120㎝のローテーブルというと結構大きめになるので、奥行きはできるだけ浅め、あるいは横幅をもう少し狭くして奥行を深めにするという手も。
置いた時の見た目のバランスと、食事をするときの実用的な使い勝手のバランスが必要です。
食事ができるローテーブルのまとめ
床で食事をするなら、座卓が1番!
ただソファの前に置くなら、座卓は合わせにくい場合も。(デザイン的に)
という事で食事も兼用できるようなローテーブルにする場合、サイズも含めてソファとのバランスを考えよう。
大きすぎると部屋が狭く見えて不細工になる場合も。
- 高さが変えられる
- 幅が変えられる
- ちょうど間のサイズ(LDタイプ)
になるのかなぁ、と。
「ソファでご飯を食べる」や、「床でご飯を食べる」のにおすすめのローテーブルを集めてみました。
よくできてるなーと思う、食事に使えるローテーブル! |
天板の一部だけが上がるなんて。 数人で食事というのはできませんが、1人で
なんて場合にはかなり便利じゃないでしょうか。 上がった状態が床からの高さが67㎝とダイニングテーブルに近い高さなので、ソファによっては高すぎるかもしれませんが、あくまで簡易的なテーブルということで。 あとおすすめなのが、見た目がローテーブルとしてカッコいいという点です。 天板の表面に天然木を使う事で、質感がかなり良くなっています。 高さは42㎝~72㎝の間の6段階で調節可能。 ベッドのサイドテーブルや、子供の机にもいいんじゃないでしょうか。 画像では上がってる状態ですが、72㎝~14㎝まで調節可能。 14㎝なんで空いてるすき間に収納する事もできます。 調節も横についてるレバーで行えるので、ネジ式とかと比べて楽にできます。 普段は画像でいうと右側だけで使って、食事をするときや作業をする場合に天板の下から引き出してつかうタイプ。 横幅は縮めた状態が70㎝、伸ばすと120㎝になります。 これは向かって左側の部分を持ち上げて、右側に天板ごとスライドさせて使います。 サイズは天板の幅が、90㎝から120㎝に変更できます。 このローテーブルも、木目とアイアンの組み合わせによって、見た目が良くないですか? このテーブルは高さを36.5㎝から60㎝まで高さを変えられるコタツになってます。 食事のたびに高さを変えるのは面倒ですが、「お客さんが来た時に高くして使う」といった利用方法が可能になります。 |
他にもLDタイプ(リビング・ダイニング兼用)できそうなタイプをいくつかのせてます!
人気のタイプのローテーブルを、
種類やデザインごとにまとめてみました!
ローテーブルの機能やタイプについての記事をまとめました。
ローテーブルを探すなら見るべきサイト |
ローテーブルを探すときに、ぜひ見てほしいサイトを集めてみました。 エアリゾーム インテリア エア・リゾーム インテリアがよくできていると思う10個の理由! Re:CENO(リセノ)↑ナチュラルなローテーブルを探すなら、まずはチェック! 家具350 FLYMEe(フライミー)↑ |