「ローソファのメリットやデメリットは?」
「低いソファはしんどい?疲れる?」
「ローソファのおすすめが知りたい!」
若い人を中心に人気の高いローソファ。低い生活がおしゃれに見えるのは間違いないんで。
種類もたくさんありますが、初めて買う人は低いソファの実際の使い勝手とか気になりませんか?
いくつかおすすめのローソファを選ぶとともに、低いソファならではのメリットやデメリットについて、できる限り考えてみました。
ローソファとは?
そもそもローソファとは何なのか?という話ですが、文字通り座面の低いソファです。
そのままです。
ちなみに背もたれの高さではなく、座面が低いものをいいます。
ローソファの高さはどのくらい?
特にローソファの定義なんてのはありません。たぶん。(あったらすみません…)
一般的に普通のソファの座面は、40㎝くらい。
ここでは座面の高さが30㎝を切るぐらいのものについてを、ロータイプのソファーとして話を進めていきます。
(世間一般にローソファと呼ばれてるタイプも、このくらいだと思うので)
フロアソファと呼ばれるペッタンコのタイプもありますが、とにかく座面が低めのソファについてのメリット・デメリットなどについて書いていきます。
ローソファの種類は?
ちなみにローソファにも意外と普通のソファのように種類があって、探したら
- コーナータイプ
- カウチタイプ
- リクライニングタイプ
- ハイバックタイプ
- 肘なしタイプ
- セパレートタイプ
- テーブル付きタイプ
なども見つかります。
あと人気なのはやはり、コタツと合わせられるフロアタイプでしょうか。
(コタツソファと呼ぶ場合も)
おすすめローソファ
ローソファのメリット
- 部屋が広くみえる
- コタツにも
- 子供が小さくても、ちょっとだけ安全
- ペットも楽々
- 足を投げ出して座れる
- 座椅子感覚で
- 大人数で座っていても違和感がない
- 和室に合わせやすい
- ダラダラできる
ローソファの長所は、見た目の部分で大きく関わってきます。座面が低めだからこそのメリットをくわしくみていきます。
部屋が広くみえる
ローソファというのは高さが低い訳ですが、部屋に置いたときに壁面などがたくさん見えることによって、室内を広く見せてくれます。
部屋を広く見せる手段として背の低い家具を置くというのは必須ですが、その中でもソファは大きな家具なので、低いタイプにすると広く見せる効果は大きくなります。
コタツにも
ローソファー全てという訳ではないんですが、脚のついてない座面の高さが10㎝前後のものだとそのままコタツと一緒に使う事ができます。(高すぎると足が当たります)
逆に上に書いたようなフロアタイプ(座面がペッタンコ)の場合は、コタツと使うのを前提で選ぶ人も。
フロアタイプじゃなくても、普段はローテーブルと合わせて冬にはコタツと一緒に使う、という組み合わせなら1年中効率的にソファを使えます。
子供が小さくても、ちょっとだけ安全
座面が低く床からの距離が短いので、普通のソファと比べるとまだ安全です。ただ気を付けないと、ちっちゃな子供はいくらでも転がっていくので当然のことながら注意は必要です!
ペットも楽々
あとワンちゃんなど、ペットにも座面が低いとがんばって飛んだりしなくていいので楽々です。
別に高さがあっても飛び回ってる印象があるかもしれませんが、実際には足や腰への負担になることも。
足を投げ出して座れる
座面が低い分、普通の椅子やソファとは違い座る姿勢としては足を投げ出すような形になります。
ゆったりくつろげると感じる人も多いんじゃないでしょうか。
座椅子感覚で
ローソファの場合、モノによっては座面の高さが座椅子と変わらないようなタイプも。
座椅子だと背もたれがそれほど大きくなく安定感もないので、ドシッとももたれられません。ですが、座面の低いローソファなら大きめのゆったりできる座椅子といった使い方もできます。
大人数で座っていても違和感がない
ソファを使っていてお客さんが来たときに、席を譲ったり目線が違って落ち着かない、といった経験はありませんか?
ローソファの場合、床との高さが近いので、ソファに掛けられる人数以上の人がいても近い視線で会話ができ、気を使ったりという事もありません。
和室に合わせやすい
基本的に和室というのは床に座るスペースであって、椅子を置く空間ではありません。
(置いても似合わない事が多いです)
ただローソファで座椅子に近いぐらいの高さであれば、見た目にも実際に座るのもあまり違和感なく使えます。
どうしても畳の部屋にソファを、というならローソファも選択肢になるんじゃないでしょうか。
畳のへこみや傷には気をつけましょう。
ダラダラできる
上にも少し書きましたがローソファというのは、いわゆる正しい姿勢で座るというよりは体勢を崩しやや力を抜いてリラックスしながら座る椅子です。
そのくつろげる感じがロータイプのソファのメリットといえるでしょう。
ローソファのデメリット
- 立ち上がりがしんどい
- 背もたれが低い
- テーブルが使いにくい
- へたりが早い
- スカートで座りにくい
- 安っぽく見える
- 掃除がしにくい
- テレビが見にくくなることも
- 動く
- ダラダラしてしまう
- 疲れる人も
もちろん低いソファにも欠点はあります。
特に見た目よりも使い勝手の上での欠点が目立つのですが、そのあたりもみていきます。
立ち上がりがしんどい
普段はあまり気にしないかもしれませんが、床に座るのと比べて椅子に座る事には大きなメリットがあります。それは楽に立ち上がれるという点。
座った状態で、すでに立ち上がった状態の半分くらいの位置に腰がきてるので。普通のソファでもそれほど変わりません。
ところがローソファというのは座面が低いので、立ち上がるのがしんどいんです。膝や腰が悪い人にとっては、ローソファから立ち上がるのは、床に座っているのと同様にしんどい動作となってしまいます。
背もたれが低い
ローソファというのは、基本的に背もたれが低いタイプが多くなります。バランスの問題でしょう。
ところが背もたれの高さというのは座り心地に大きく影響し、背もたれが高いほど肩や頭を支えてくれて、ゆったりできます。つまり、背もたれが低いタイプが多いローソファは、座り心地が劣ってしまう場合が多いということです。
ローソファでハイバックも?
ちなみに多くはありませんが、ロータイプで背もたれが高い(ハイバックと呼ばれます)ものもあります。
座面が低くて(ロー)、背もたれが高い(ハイバック)ので、個人的には見た目のバランスがいまいちだなぁ、と思うんですが、ロータイプの欠点である座り心地の悪さを改善する働きはあります。
この場合には後ろにひっくり返りそうになる、という欠点もあるので、壁にくっつけて使うようにしましょう。
テーブルが使いにくい
ソファーにはリビングテーブルを置くことがありますが、ローソファの場合はテーブルを合わせにくいというデメリットがあります。
よくあるローテーブルは普通のソファの高さに合わせたものが多く、ローソファにはやや高すぎる場合があります。
またローソファーで足を投げ出して座ることになると、テーブルの棚が邪魔になったり、ということも。
これに関しては、全てのリビングテーブルが合わないというわけではなく、座面とテーブル天板の高さの差や、テーブルとの距離、座り方、体型などによってかなり変わってくるので、しっくりくるものを探しましょう。
場合によってはサイドテーブルにして、ソファの前には置かないという手も。
とにかく普通のソファよりはテーブルが探しにくい、合わせにくいというのは間違いありません。。
へたりが早い
ローソファの場合には座面スペースの厚みが薄い分、クッション材が薄かったり、バネが入っていないなど、座る面の強度が普通のソファーよりも劣るものが多くなります。
そのため座面のへたり(へっこみ)が早くなります。
(これも全てのローソファという訳ではなく、強度の高いクッション材を使ってる物ではへたりは少ないです。値段も高いですが。)
スカートで座りにくい
スカートをはいた女性だと、足を崩せなかったり伸ばせなかったりするので、ゆっくりくつろいで座れません。
安っぽく見える
ローソファの場合、作りとしては簡単な物が多くなります。
また低いということもあって、見た目に重厚感がなく安っぽく見えてしまうことも。
掃除がしにくい
ローソファの場合、ほとんどに脚が付いてなかったり付いてても低かったりするので、ソファの下を掃除するのに1度どける必要があって手間です。
重さは普通のソファよりも軽い場合が多いんですが、掃除のたびにわざわざどけるのは欠点といえるでしょう。
ちなみに、ソファの裏には床に傷がつきにくくするために(つかないわけじゃないですが)、家具用のフェルトなどを貼っておくのをおすすめします。
動かしやすさもかなり変わります。
テレビが見にくくなることも
別にテレビ台の高さが合っていれば問題はないんです。床で座ってテレビを見る人もいるので。
ただ今まで普通の高さのソファを使っていて、買い替えなどでローソファにしたりすると目線が低くなってテレビを見るために顔を上げないといけなくなる場合も。
テレビを見るときの視線というのは、目の高さよりもやや低いくらいが楽だといわれています。
(目の高さから15度くらい低く、とか30~50センチくらい低く、など)
なのでローソファにすることで、テレビを見るのが疲れてしまう可能性もある、ということを考えておきましょう
動く
ローソファは普通のソファよりも軽いです。特にフロアソファだとクッション材だけみたいなのもあって、余計に軽くなります。
その分もたれた時とかに動きやすいので、デメリットといえるでしょう。
対策として滑り止めを敷くという方法もありますが、素材によってはフローリングにくっついたりする場合もあるので注意しましょう。
ダラダラしてしまう
メリットのところにも書きましたが、ローソファはやや体勢を崩してリラックスできる椅子なんですが、言い換えれば姿勢が崩れやすくダラダラしてしまうソファということ。
ダラダラしたい人にとってはメリットであり、別の人によってはデメリットにもなります。
疲れる人も
低いソファは姿勢が崩れると書きましたが、ダラッ座った瞬間は楽な気もするんですが変な姿勢は長いこと座っていると疲れてきます。
つまりローソファは、人によっては長いこと使うと疲れるソファに感じる場合も。ローソファの口コミでも「疲れる」という意見をけっこう見かけます。
これは大きなデメリットといえるんじゃないでしょうか。
ローソファの選び方!
座面の高さを確認する
ローソファっていうのは座面が低い分、座る姿勢というのは悪くなりがちです。
低いタイプになると腰が下がりすぎたりするので。
できれば座り心地を確認したいところですが、通販などで購入する場合には全体の高さでなく、座る面(シートハイ(SH)と表示されてます)の高さを確認するよぅに。
背もたれも確認
ローソファというと座面などの低さに目が行きがちですが、座り心地を考えると背もたれの高さも大事です。
上にも書いたように背もたれが低いタイプが多いんですが、中には高いものがあったりそこまで低くなかったりするものもあるので、背もたれの高さも気をつけましょう。
ちなみにハイバックのローソファだと背もたれの当たりはいいんですが、ローソファの特徴である「部屋を広く見せる」というメリットは無くなってしまいます。
座面の強度
ローソファだけではないんですが、上にも書いたように座面のへたりが早いモノも少なくありません。(特にクッションだけのタイプ)
座面の中の構造や材質にも気を使いましょう。
(座面にバネが入ってるかとか、クッション材がどんなものかとか)
ローソファのまとめ
いろいろと書きましたが、ざっくりまとめると、
ローソファは部屋を広く見せることができ、くつろげるけど、おしゃれ。
でも姿勢が崩れやすく、立ち上がりがちょっとしんどいソファー。
というトコでしょうか。
(ざっくりしすぎ?)
ローソファも!個人的におすすめのソファについてのページです。
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